2009年2月15日日曜日

テンプル騎士団の古文書 レイモンド・クーリー

Temple メトロポリタン美術館で開催されたバチカン秘宝展の展示物を、テンプル騎士団の扮装した騎馬騎士が奪うというオープニングから、いかにもハリウッド映画といった展開が続きます。ただ、奪った側も、奪われた側も(バチカンのことです)人殺しの集団で、宗教を信じていないぼくにはいいのですが、宗教を信じている人には身の置き所のない展開が続きます。宗教的な信念か、歴史的な事実か。
教皇のポーランド訪問を、はっきりとバチカンの政治介入で、これで共産主義にとどめをさしたという表現は面白かったです。バチカンにとどめを刺す、新しい概念はでてくるのでしょうか?★★★



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