2011年3月31日木曜日

「火星ダーク・バラード」上田 早夕里

火星ダーク・バラード (ハルキ文庫)小松左京賞受賞作なので、人類の行く末を描いた作品と読み始めたのですが、最後のやはり人間は変わらない的終わり方にがっかりしました。内容的には、キャリー的、女の子とハードボイルド刑事が出会ったら。しかし、急に女の子が主人公を好きになったり、動機付けがよくわからないままの甘い部分もありますが、半分過ぎた頃からテンポが良くなって、文体もしまってきます。しかし、これをSFにする意味あるのかやはり疑問です。★★★

0 件のコメント:

コメントを投稿