2011年11月9日水曜日

競輪だって、自転車です「グランプリ」高千穂遙

グランプリ競輪の世界を、淡々と描く力作です。よく取材してあって、よくわからない競輪がかなり理解できるような気持ちになります。しかし、登場人物がほぼ特定できるせいか、みんないい人ばかり。物語としての魅力や、作者が伝えたい事がない、広報小説になってしまったのは残念です。★★★

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