2012年3月29日木曜日

「地上の飯―皿めぐり航海記」中村和恵

地上の飯―皿めぐり航海記子ども時代をロシアで過ごし、砂漠、カリブ海など旧植民地をテーマとする作者が、それぞれの土地で食べた食事を通じて、政治や、生活や、民族の話しを書いています。エッセイになるんですが、表現が独特。非常にゆっくりとした書き方で、ぼくにはとにかく読みにくい。しかも、章によって意図的に文体が変わっていきます。女性ならではなのか、とにかく不思議な作品です。★★★

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