2013年9月28日土曜日

まるでクリスマス「始末屋ジャック 地獄のプレゼント」F・ポール・ウィルスン

始末屋ジャック 地獄のプレゼント 上 (扶桑社ミステリー)今までの大きな話から一転して、家族問題の小さな話についていけません。悪人も最後は改心して、人を救って死んでいきます。まるで、クリスマス特別編。自作は大丈夫でしょうか。★

2013年9月27日金曜日

ぼくは、常識レベルに達してません「江戸絵画の非常識―近世絵画の定説をくつがえす」安村敏信

江戸絵画の非常識―近世絵画の定説をくつがえす (日本文化 私の最新講義)「江戸狩野派は粉本主義によって疲弊し、探幽・常信以降は見るべきものがない。」「秋田蘭画は秋田で描かれた。」など、元々の常識がわかってないレベルでは、面白さがわかりません。残念、もうちょっと勉強してから読み直します。★★★

2013年9月26日木曜日

「極光星群 年刊日本SF傑作選」大森望/日下三蔵 編

極光星群 (年刊日本SF傑作選) (創元SF文庫)瀬名秀明の「Wonderful World」は、面白いです。続きが、NOVA10に載るそうなので楽しみ。しかし、その他の作品はあまり楽しめませんでした。しかし、それなりのクオリティ12作。★★★

2013年9月19日木曜日

詰め込みすぎ「ディープゾーン」ジェイムズ・M・テイバー

ディープゾーンパンデミックに、洞窟ケービングに、戦闘に秘密結社。とにかく詰め込みすぎ。途中で飽きてきました。★★

2013年9月17日火曜日

ペンギンファンが作ったペンギンの本「ペンギン・ペディア」デイビッド・サロモン

ペンギン・ペディア17種類のペンギンを実際に見に行き、写真を撮り、学術的記事を書く。ペンギンマニアなら夢のような本です。ペンギンの写真のクオリティも高く、見たことのない表情も入ってます。高価なので、まずは図書館で見て、気に入ったら購入を。★★★

2013年9月16日月曜日

読みやすい、きちんとヒーロー登場。それでもミエヴィルのロンドンです。「クラーケン」チャイナ・ミエヴィル

クラーケン(上) (ハヤカワ文庫SF)ミエヴィルの小説ということで、半分ぐらい読まないと何が起こっているかもわからないだろうと壮絶な覚悟で読み始めましたが、読みやすい。初めは、魔法登場のミステリーかと思いましたが、そこはミエヴィル。ロンドンや、海が意識を持った存在として語られ始め、次々と読んだこともない魔法が登場し、壮絶な闘いが始まります。ビリー、カッコイイ。博物館の精霊に守られた、正義のヒーローです。読後はからり、この物語大好きになりました。★★★★

2013年9月4日水曜日

掛け合い無駄話が復活「悲惨伝 」西尾 維新

悲惨伝 (講談社ノベルス)少年少女の馬鹿馬鹿しい掛け合い会話が延々と続きますが、結構面白い。そんな西尾 維新らしい、仕上がりになっています。人類対地球という、大きな話なので馬鹿馬鹿しい話がピッタリで結構笑えるし、ライトノベルの王道なのでは。★★★

2013年9月1日日曜日

「呉越春秋 湖底の城 第四巻」宮城谷 昌光

呉越春秋 湖底の城 第四巻楚に復習を誓う伍子胥。呉に入り、楚との闘いでどんな活躍をするのかと思えば簡単にスルー。後半、呉の革命騒ぎも大事なのに、淡々とした記述で、ちょっと悲しい。★★★