2013年9月16日月曜日

読みやすい、きちんとヒーロー登場。それでもミエヴィルのロンドンです。「クラーケン」チャイナ・ミエヴィル

クラーケン(上) (ハヤカワ文庫SF)ミエヴィルの小説ということで、半分ぐらい読まないと何が起こっているかもわからないだろうと壮絶な覚悟で読み始めましたが、読みやすい。初めは、魔法登場のミステリーかと思いましたが、そこはミエヴィル。ロンドンや、海が意識を持った存在として語られ始め、次々と読んだこともない魔法が登場し、壮絶な闘いが始まります。ビリー、カッコイイ。博物館の精霊に守られた、正義のヒーローです。読後はからり、この物語大好きになりました。★★★★

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