2015年4月11日土曜日

ポストエンダーのゲーム「レッド・ライジング──火星の簒奪者」ピアース・ブラウン

レッド・ライジング―火星の簒奪者 (ハヤカワ文庫 SF フ 21-1) (ハヤカワ文庫SF)士官候補生が学校に入って一人前になって、といった教養小説と、エンダーの違いはその教育が文明レベルでの疑問を呈しているかどうか。この作者、それがわかっていて見事に上をいってます。3部作になるようで、次回からが楽しみ。死者の代弁者並みの傑作が続くのか興味津々。冒頭、学校に入るまでは面白くないので我慢して読みましょう。★★★★

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