2005年1月30日日曜日

一諾 季布游侠伝 塚本 靑史 長城のかげ 宮城谷 昌光

ichidakurihu2冊とも秦末の項羽の武将、季布から始まる短編集です。漢の政権が固まる2代行皇帝までの話しです。だんだん、話しが面白くなくなるのも同じ。楽しいのは、苦難の時だけというのはいただけません。★★



10年ぶりの時計

4547315864355_l昨年は、両親が相次いで入院。実家にかえったのが、60日。ほとんど病院ということで、携帯電話が動かせません。時間もわからないまま。とうとう、時計を買いました。無印良品。4000円で、格安。しかし、持つことをやめたものを再度買うのは初めてです。バカラのグラス、高橋製の天体望遠鏡、自動巻時計、フランス製ポケットナイフ、スコットランドのセーター、文房具に、お皿に、帽子にいろんなブランドを試しましたが、作った人の心持ちより、だいたい科学でできた値段10分の1の方が快適です。残りの人生、後どれだけ捨てて、その中で何が復活するのでしょうか。



2005年1月29日土曜日

この季節のお酒は

050128_135109頂き物です。あさ開の限定酒のようです。とても美味しいです。



神保町 ハートビート

神保町にあるパンやさんです。手作り、小麦粉いっぱい重いパンという評判ですが、実際に重いです。小麦粉の重さと、味が一杯。http://www.kongaripanda.com/itekitabn9/hartbeat.htm実際に手に持ってみると、比重が凄いです。



西域余聞 新篇西域シルクロード物語 陳 舜臣

chin汗血馬、葡萄などシルクロードに関係した文物をテーマにしたエッセイ集。知識と教養が詰まってます。今の日本の暮らしまで、シルクロードがどう関係しているのか、頭にしみこむように文化が寄せてきます。★★★★



2005年1月26日水曜日

歴史とドラマの旅

琵琶湖の西側を走る「湖西線」。駅の名前が、京都、山科、西大津、唐崎、比叡山坂本、雄琴、堅田、小野、和邇、蓬莱とかで、歴史とロマンって感じです。乗ったことがなくて、昨日初めて乗車。確かに、右側は山、左は琵琶湖。でも、住んでる方には申し訳ないのですが、鄙びた感じもなくて、意外に町。期待の、京都へ入り口も、5分前までは琵琶湖が見えてたのに、トンネルに入って出たら、山科。次回は、このトンネル部分タクシーに乗ってみます。



2005年1月22日土曜日

研究のためはがさないでください

050120_114016お茶の水ニコライ堂外の歩道に張ってありました。ナン研究なんだろう???



2005年1月18日火曜日

科学する麻雀 とつげき東北

majang麻雀の指南書ですが、講談社現代新書の1冊です。東風荘という麻雀サイトで取得した6万戦のデータを統計処理したり、自分でシミュレーターを作って編み出した打ち方が解説されています。ただ、指南書というより、これからこうしたデータ解析麻雀を始める人のための入門書、あなたもデータの解析をやってみませんかという本に仕上がってます。★★★



2005年1月16日日曜日

グノーシスの薔薇 デヴィッド・マドセン

bara15世紀イタリア教皇庁を舞台に、グノーシス的精神を書いた大傑作。精神と身体が一体だと考える日本人には、ちょっと変だよとつっこみたくなりますが、物語の面白さは抜群です。50年前だったら禁書になったのではないでしょうか。ルネサンス期の偉大な精神が退廃さざるえない文化様相を、グノーシスという思想を使って見事な小説に仕上げています。登場人物が、死語や神を信じてないとありえない行動をします。キリスト教徒って怖いと、個人的は思ってしまいましたが、それだけのインパクトがある本です。★★★★★



魔術師 (イリュージョニスト) ジェフリー・ディーヴァー

vanishジェフリー・ディーヴァーといえば、その論理性と、アイデアのバランスをぎりぎりのところで釣り合いをとる作家というイメージだったのですが。とうとうやってしまいまいまいました。イリュージニストという、マジックの天才を犯人にするために、超人をかいてしまいました。これでは、ゲームのシナリオです。ライムシリーズなのですが、科学がどっかにいってしまい、読者はハアなるほどとしかいいようのない、トリックが続きます。最高のマジックは心理トリックと、何度も書いてある本なのに。「静寂の叫び」の方が、遙かに不快人間理解でしょう。今回は駄作です。★★



2005年1月11日火曜日

家紋風呂敷

050111_001530家族の付き合いというか、そんなところで家紋付きの風呂敷を作りました。大阪の古い家なので、角切りの日の丸扇です。商家なのでしかたがないのですが、ちょっとかっこ悪いです。



2005年1月10日月曜日

シナン 夢枕 獏

shinanオスマントルコ最高の建築家シナンの伝記小説です。伝奇ではありません。でも、大傑作。知らないこともいっぱい、読み始めたらやめられません。完成度でいうと、いままでで1番じゃないでしょうか。★★★★★



2005年1月9日日曜日

カレーうどん

050107_181137神保町丸香でカレー釜揚げうどんが始まりました。食べてみましたが、カレーをかけると普通のカレーうどんになってしまいます。



2005年1月7日金曜日

ラスト・ヴァンパイア ホイットリー ストリーバー

lastvずいぶんよくできた小説なのですが、登場人物に共感がまるでできません。なぜなんでしょう。★★



神々の座を越えて 谷 甲州

yama「遥かなり神々の座」の続編です。面白いとわかっていて、それが裏切られないのはいいことです。山岳小説でこれほどドキドキできるとは。完成度は、遙かよりずいぶんとあがってます。★★★★



外道の市 ロジャー・ゼラズニイ

050106_174437「魔性の子」の続編です、これは読んでませんでした。翻訳が酷いです。★★



時間外世界 ラリイ ニーヴン

050106_174453地方の古本屋に入って思わず手に取りました。数十万年の長生き、宇宙の果てまでの旅、やはりお正月はニーブンです。★★★



2005年1月2日日曜日

おせち

実家で2万円もする巨大おせち。5キロ痩せたばかりなのに。041231_201303.jpg