戦争と平和を超える、人名、地名、寺社、家系などが続々と登場します。5巻目に大きな絵地図がついているので、これをコピーして書き込みながら読むのがお勧めです。
野田菅沼氏、定盈の伝記小説ですが、徳川、小田、今川、それに三河、駿河の多くの氏族が登場。菅沼家も3代にわたって紹介されます。クライマックスは、定盈が数百で城にこもり、信玄の数万の兵を押しとどめたところ。最終巻に、「野田菅沼三代で信玄と戦えば、勝てぬまでも、負けぬか」という一文があり、これを書くためにその前の4巻があったかのようです。実際、5巻目を読んでも定盈のどこが凄いのかよくわからないほどで、まったく盛り上がりません。三代の歴史がこの武功をならしめた理由、再読する必要があるようです。ともかく、非常に詳しい戦国もので小さな城取りが繰り返されるリアルさは、今までの歴史小説にないものです。★★★★
2007年4月30日月曜日
風は山河より全5巻 宮城谷昌光
2007年4月29日日曜日
太陽レンズの彼方へ―マッカンドルー航宙記 チャールズ シェフィールド
プロテウスの啓示 チャールズ・シェフィールド
2007年4月28日土曜日
Pat&Mat
「Pat&Mat」ご存知でしょうか?
チョコのテレビ、パペットアニメーション・シリーズで、2人組のPatとMatが、
何かをやろうとして、あまりの不器用ぶりに最後には徹底的に破壊してしまうという作品ばかりです。日本でもDVDがでていたんですね、今日まで知りませんでした。ところで、YouTubeでこの、Pat&Matタグで引くとドジで手際が悪いものという一連の作品が出てくるようになりました。
まもなく形容詞として、確立する勢いです。未来には、Pat&Matという言葉が定着して、ドジな失敗をこう呼ぶことでしょう。
Pat&Mat!
そうして、慇懃で無礼な、対ヒューマンインターフェースを「Jeeves」と呼ぶこともほぼ決定されているような。
大帝の剣123 夢枕 獏
2007年4月26日木曜日
新・地底旅行 奥泉光
2007年4月23日月曜日
千切りキャベツ
先日、砥石を買ってから、千切りキャベツを、きざむのがたまらなく楽しみになってます。春キャベツは美味しいし、甘いので、とにかく千切り。ショウガ焼きも千切りして失敗してしまいました。しかし、それほど、千切りが楽しいのです。
あなたは、ハヤカワ or 早川
ちょっと沼津に行ってました。帰りの電車の中で、ハヤカワなのか、早川なのか。ボロネーゼなのか、ミートソースなのか。などで盛り上がりました。
カタカナ・タイトルは恥ずかしい。長い別れは、大丈夫だけど。カタカナで、ロンググッドバイと書くとか、キャッチインザ~などは、最近のハヤカワSF文庫のジャパニメーション風デカい眼イラストのように恥ずかしい。
いや、歳をとったものです。
バスラの図書館員―イラクで本当にあった話 ジャネット・ウィンター
2007年4月20日金曜日
テンペスト エメ・セゼール、W・シェイクスピア、ロブ・ニクソン、アーニャ・ルーンバ
2007年4月19日木曜日
膚の下 神林長平
2007年4月17日火曜日
ちょこっと漬け物
2007年4月16日月曜日
沈黙のフライバイ 野尻抱介
2007年4月15日日曜日
魔 笠井潔
2007年4月14日土曜日
2007年4月11日水曜日
2007年4月10日火曜日
ゆきのパン、やっと買えました。
2007年4月9日月曜日
あなたのTシャツはどこから来たのか?―誰も書かなかったグローバリゼーションの真実 ピエトラ・リボリ
アメリカの高校の教科書にも使われている本とのことで、タイトルからもかなり上品なものを想像していたのですが、見事に裏切られました。正しく使われた知識は、どんな道徳よりも過激です。
99年のシアトル、WTOの総会に対してデモを行う女子学生を見た著者は、資本主義を攻撃するプラカードに、あなたがもう少し勉強して真実を知る力があれば、そんなことはやめるでしょうというリベラルな感想を持ちますが、実際に調べて行くに従い、実は彼女が正しかったことを、平易な文と、落ち着いた取材で見せてくれます。実際には、多くのグローバル企業が市場原理に従っているのではなく、市場原理を政治的に抑制・回避することを原則として発展していることを教えてくれます。それは、奴隷制、帝国主義的プランテーション時代から基本的に変わらない経済的な手法であり、もちろん労働者の環境は比較にならばいほど良くなってはいますが、変わらない原則の下もなりたっていると語っています。
輸入規制を行う場合、原産地表示はどうやって決められるのか。原料の綿花はUS製、マレーシアで織られ、中国製の糸で縫われ、裁断は香港。こうした複雑な問題を、次々と教えてくれ、グローバルゼーションに勝つためには、市場原理を味方に付けるだけでは不足で、政治的な参入が不可欠な現実を教えてくれます。
恐ろしい本です。★★★★★
2007年4月8日日曜日
秋葉原で防弾チョッキ
もうチョッキって、死語なのでしょうけど、秋葉原を歩いていたら、歩行者天国もあってやたらと警官の姿が目につきます。しかも、防弾チョッキを着たふたり組が2組、計4人も歩いてました。他にもいるとすると、かなりの警備状態です。防弾チョッキつけるもの普通になってきたとゆうことですね。
明日への誓い エリザベス・ムーン
ニコライ堂、復活大祭
今晩は、御茶ノ水・ニコライ堂の復活大祭で、今も鐘がなってます。この鐘は朝がたまで続くので、今日は眠れそうもありません。ミサに、たくさんのケーキ。みんなロウソクを買って、中はロウソクでいっぱいになります。
2007年4月6日金曜日
ゆきのパン屋に振られる
神田多町にある「ゆきのパン屋」。あちこちのBlogでも記事を見るようになって、何度か足を運びましたが、毎回、売れきれです。最初は、夕方5時なのでしかたないけど、2回目は3時ぐらい。今日は、12時25分ぐらいだったのですが、すでに売り切れでした。開店が11時半ですから、1時間以内に売り切れになるようです。今度は、11時20分かなぁ。