2006年5月31日水曜日

トム・クランシーの空母 トム・クランシー

488721712901lzzzzzzz 「原潜解剖」「アメリカ特殊部隊」などのシリーズの、空母版ということになるのですが、もはや読み物ではなくなってます。教科書のような本になっていて、読むのが辛い。箇条書き、羅列が延々と続きます。翻訳の酷さがそれに輪を掛けて読みにくさを助長してます。★



人類の月面着陸はあったんだ論―と学会レポート

490306301101lzzzzzzz 月面着陸はなかった論者の人たちを、まじめに論駁しているわけですが、それではトンデモを楽しむことができないのでは。挑戦されたからといって、ただ反論するのでは、その反論のやり方を鮮やかにやって欲しかったです。★



2006年5月29日月曜日

KITCHEN ISHIGAKIでランチ

Ca330021 新装したKITCHEN ISHIGAKIでランチ。ピッツァ生地の中にハムなどの具が入ってます。ホカッチャになると思います。生地が美味しいです。



カンブリア紀の怪物たち-進化はなぜ大爆発したか サイモン・コンウェイ・モリス

406149343409lzzzzzzz タイトルだけ読むと、ワンダフルライフの継承本のようですが、実際は、バージェス頁岩の生物が、既存のどの門に入るかを分岐学的に考察した内容になっています。奇妙に見えるが決して新しい門が必要ではないことを、細かな形態を追うことで解説してあります。問題は、図や写真が少なく、細部にわたる形態の描写を延々と書かれてもイメージがわきません。他の本で形態を知っていなければ、まず読むことができないでしょう。文章も読みにくく、タイムマシンを使ってカンブリア紀の解説を行うにしては、環境情報が入らず、化石的形態の解説が続くなど、アンバランスな描写ばかりで内容の濃い割に、描き方の表現の下手さが目立つ本になってしまっています。★★



2006年5月28日日曜日

護衛艦はたかぜ乗ってきました

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横須賀に行って、海上自衛隊の護衛官に乗ってきました。艦内を歩いたり、艦橋に上ったりできます。でかい。艦内は、テプラが大活躍。トイレに雑誌を持って入るな。水を無駄遣いするな。士官食堂は、校長室みたい。3時間の航海は、艦内にいると動いているのもわからないぐらい静かでした。



2006年5月26日金曜日

NHK技研公開とランチ

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NHKの技研公開見てきました。今年は、縦横とも4倍のスーパーハイビジョンと、22.2チャンネルのサウンドの年のようです。入り口に、ライブ映像用の22.2チャンネル収録用のマイクが置いてありました。
帰りに、成城学園北口のUMINORという洋食屋さんでランチ。トロッとしてない、だましようのない、きちんとしたオムライス美味しかったです。他のお客さんが頼んだ、ハンバーグも美味しそう。

火札 十次郎江戸陰働き 庄司 圭太

408747852101lzzzzzzz ミステリー仕立ての時代劇ということですが、肝心のミステリーはかなりご都合主義。どちらかというと、足で捜査で、そういた意味では新趣向。★★



2006年5月25日木曜日

誰も知らなかった京都聖地案内 京都人が能楽にこめた秘密とは 小松 和彦

433478264701lzzzzzzz 能の舞台になった土地のいわれを書いているんですが、中途半端ですぐに話しがあちこちに跳んでします。内容も突っ込んだものでなく、がっかり。★



宇宙クリケット大戦争 ダグラス・アダムス

430946265001_ou09_pe0_scmzzzzzzz_ 「銀河ヒッチハイク・ガイド」の3作目ですが、流石に馬鹿馬鹿しさも半減。久々に読み直したのですが、感想も同じ。★★★



たこめし

Ca330002 広島の新尾道駅で買った「たこめし」のお弁当。たこが柔らかくて、当たりって感じです。



2006年5月24日水曜日

生命40億年全史 リチャード・フォーティ

479421189909_ou09_pe0_scmzzzzzzz_ 日本人の小学生が、掘られた近所の土から土器を見つけるように、イギリスでは化石を拾っていたらしい。植物学や、考古学が日常に生きている生活にとけ込んでいた。そんな幼少時代を交えながら、作者の考える生命史を語ったエッセイのような本であり、教科書のような本ではない。従って、ペルム紀はどんな時代だったのかなどと知識を早急に求める人にはなんて約に立たない本だと思われるかもしれないが、こういいった本こそ知識とは何か、生物史とはどういったものなのかを教えてくれるような気がします。読んでいて楽しく、名文でもあり、挿話もなかなか含蓄があります。こういった人が、おじさんにいればいいのにといった書籍でしょうか。★★★★



2006年5月23日火曜日

奇人怪人偏愛記 唐沢俊一

490306302x01lzzzzzzz エッセイ集。宮沢彰夫並みに笑えます。電車の中では怖くて読めません。★★★



2006年5月19日金曜日

眼の誕生 カンブリア紀大進化の謎を解く  アンドリュー・パーカー

479421478209lzzzzzzz この本、本当に翻訳を待ち望んだ本でした。
そもそもは、バージェス頁岩で紹介されていた、カナディアが極彩色に彩色されたイラストを見たことです。調べてみて、このサイトを発見。http://www.nhm.ac.uk/about-us/news/2006/mar/news_7834.html
Parker's book In the Blink of an Eye, about the first eye triggering evolution's big bang, is also on sale in the shop and was selected as the subject for the 2005 Annual Physics Lecture at Stanford University (USA).



In the Blink of an Eyeというと、瞬きのことで、よく分からずそのままにしてました。



そうしたところ、別件で検索していて、このサイトを発見。



色をめぐる科学と芸術の創造的な出会いに貢献している人に贈る
第8回「ロレアル 色の科学と芸術賞」
第8回銀賞:アンドリュー・パーカー(Prof. Andrew Parker)
(作品名「5億4千万年前の色化石」)
http://msk2.kuicr.kyoto-u.ac.jp/~shimak-lab/pdfs/lasf.pdf
生物学者としてParkerはこの発見の意味を更に進化論的に追求し、構造色の出現と色を見分ける色覚の発明が、その後に続く進化爆発(カンブリア期の爆発)の原動力としており、応募作品にはその著作“In the Blink of Eye”も含まれている。



ということで、翻訳を待っていたら、あっという間に出版されました。
内容は、眼がどうしてできたかという内容ではありません。光が、進化の淘汰圧にどのように影響を与えたのかという考えをもとに、バージェス頁岩以前の、先カンブリア紀にあった進化の状態や、三葉虫から、眼が作られたおかげで、進化がどのように変わったのかを考察しています。内容も簡単で、それでいて刺激的です。また、最新のコンピュータなどを使った進化研究がどのように行われているのかも垣間見れます。内容の審議はともかく、読むと、読まなければいけない本がどんどん増えるという、とてもいい本なのでした。★★★★★



2006年5月17日水曜日

ウースター家の掟 P・G・ウッドハウス

433604761801lzzzzzzz 今回は、バーティーが大活躍。ジーヴスの陰が薄いです。次々と問題を起こす友人や、難題を持ちかける女性陣。バーティーが雄々しくそういっったダメな人たちを助けようと、奮闘します。長編だと、利口なだけのジーヴスでは話しとしての限界が。★★★



2006年5月16日火曜日

深夜の交通博物館 閉館後

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Ca330004 深夜に通りかかった交通博物館。先週、閉館しましたが、深夜屋上の電車の中でヘルメットにライトの人たちがなにやら作業してます。表には、ドラム缶を積んだトラック。秘密の改造でしょうか????



ダメダメ・パスタ・エクスプレスその後

Ek1256_6 30日待ちといわれたのに早くも届きました。とりあえず、0.9mm、1.4mm、1.6mmのスパゲティを茹でてみました。まず、パスタがくっつきます。それと、茹で上がりの状態がまばら。細い方がくっつかないと思ったのですが、太い方が状態がよく、0.9mmは最低。1.6mmの方がくっつきません。1人前、160gで1.6mmならまあまあ。でも、2人分320gではとても使えません。
次回は、ブカティーニや、フエットチーネ、ペンネなどを試してみます。



2006年5月14日日曜日

黄金柑(ゴールデンオレンジ)

Ca330003 今日は、神田明神の秋葉原側のお祭りです。しかも、近くの太田姫稲荷神社もお祭り。散歩途中に、お茶の水のガイアで、黄金柑(ゴールデンオレンジ)を買いました。小さくて食べにくいので、スナックナイフで4つに切てかじってます。味は、甘くて濃くて蜜柑より何倍も美味しいです。



2006年5月13日土曜日

Thinkpad i1124が壊れた

Thinkpadi1124 2000年の8月に買ったThinkpad i1124のキーボードが、また壊れてしまった。キーが小さく、とても打ちやすかったので、大量のテキストを打つ際には未だに使っていました。
キーボードが壊れたのは、これが2回目で、キーボードだけ買って修理してみる方法もあるんでしょうけど、流石に基盤やもろもろも限界でしょう。OSの載せ替えも限界。長い間ありがとう。他に現在所有しているThinkpadは、4台。頑張って長生きして欲しいです。



2006年5月12日金曜日

隠密部隊ファントム・フォース ジェイムズ・H. コッブ

416770518401lzzzzzzz ステルス艦カニンガム、シリーズの5冊目です。カニンガムはちょっとしかでてきませんが、艦長ヒロは健在。今回は新部隊、新兵器をアマンダが率います。問題は、戦闘、戦術、戦略、そして政治と戦争のことを考えた場合、何とか戦略レベルで押さえていたものを、とうとう政治レベルでとらえたために、完全に違法行為を始めてしまったこと。小説なので、そういった違法も、007のように正当化されていますが、さすがに読んでてムッとします。この点を除けば、海洋戦闘の名作です。しかし、アメリカ人の独善性は果てしない。こんな正義はさすがに許せません。アメリカでの発刊が遅れているそうですが、それがギャグになってない、本当にインドネシアはやばいのに、アメリカがこんな干渉するのとの心配ならいいのですが。小説としては、★4つでもいいですが、テーマとしては書いてはいけないものなのでは。



弘前濃厚プリン

Ca33000322_1 昨日、おみやげで頂いた「弘前濃厚プリン」。味がしっかりした、とても美味しいプリンです。食べてびっくり。弘前って、ひろさきと読むんですね。青森にいったら、この店にぜひ寄りたいです。



2006年5月8日月曜日

コンクラーベの謎 ヴァチカンの権威に挑む 小河原通

487751303501lzzzzzzz ローマのヴァチカンの権威を象徴するペテロの鍵という概念をだれが作り、聖書に書き加えたのかをかなりおざっぱに推理しています。内容は波瀾万丈ですが、それだけに面白いです。★★



2006年5月4日木曜日

河畔に標なく 船戸与一

408774804901_ou09_pe0_scmzzzzzzz_ 今回は、ミャンマー。昔、政治家秘書だった日本人、民族闘争に敗れた村長、ゲリラ討伐から刑務官になった男。昔を思い出しその為に、彼らの人生が壊れていくさまは、船戸与一らしくないかも。★★



パスタ・エクスプレス

日本通販のパスタ・エクスプレス。お湯を入れて待つだけでパスタが茹でられる、きっと不味いだろうなぁ、と思いながら注文すると、最短で30日待ちだそうです。売れてるんですね。



2006年5月3日水曜日

W41CA

115ヶ月使ったTu-kaをやめて、auに代えました。機種は、W41CA。1万5千円から、春の割引で、電源付きで1万1千円。これにminiSDカードをつけて、1万5千円です。PCとのシンクロソフトが、他に2千円。いきなり高機能になって、マニュアル読んでます。



2006年5月1日月曜日

謎の豪族蘇我氏 水谷千秋

416660495301lzzzzzzz 蘇我氏についての最新の研究がまとまっています。藤原氏によって、誤解さえれていた蘇我氏の復権といったところです。しかし、どこから現れたのか、どうして急速に勢力が大きくなったのか、天皇家との関係など明確な意見はでていません。★★