2006年9月25日月曜日

のっぺらぼう とげ抜き万吉捕物控 東郷隆

433492512x01_scmzzzzzzz_v60715026_ とげ抜き万吉第2弾。江戸時代末期の江戸・東京が絵のように見えてきます。江戸、明治、そして現在の日本人が急速に変わってきたありようが捕物帖の中で存分に語られてます。★★★



ニュートンズ・ウェイク ケン・マクラウド

415011575301_scmzzzzzzz_v61504888_ 賞もとって、評判もいいのですが、読んだ感じではがっかり。アイデアはいいんだけど、小説としては何処が面白いのか、さっぱりわかりません。政治や、設定だけは、魅力的な登場人物は出てくるんですが、行動原理がどこからでてくるのかさっぱりわからない、片手落ちな人物ばかり。スピード感のある、スペースオペラといっても最低限の行動原理が何かに裏打ちされていないと。★



IRヘリコプター ハニービー購入しました

Ca330122 10gの小型ヘリコプター、ハニービー。早速、飛ばしてみました。しかし、上下には安定して動いてくれるのですが、旋回してもコースをとれるわけではないので、ホバリングして揺れているだけ。左右の回転をしても、機体が回るだけなので、操縦している気がしません。しかも、エアロソアラとくらべると騒音が凄い。部屋の中で飛ばすのは五月蠅すぎです。飛ばし方に問題があるのか、機体の個体差に問題があるのか。他に買った人をみつけないと。



2006年9月22日金曜日

メートル、メートル???

Ca330119 相模大野の女子美術大学近くの、公園の塔。展望台があって、エレベーターで昇れます。このエレベーター、1階と展望台しかなくて、表示が20とか。20階??ではなくて、地上20mということだそうです。ちなみに、38mまで昇ってくれます。見晴らしも馬鹿みたいにいいです。



2006年9月20日水曜日

さようなら、いままで魚をありがとう ほとんど無害 ダグラス・アダムス

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「銀河ヒッチハイク・ガイド」の4作5作目です。ようやく終了。いままで魚をが異常に明るい、ラブロマンスで作品もとても面白く読めるのに、5作目は最悪。終わり良しとはとはいかないものです。★★★

神田淡路町・南風

Ca330108_1 神田淡路町1丁目にの路地裏になる、中華料理店「南風」。ただの定食屋と思っていると、足をすくわれます。お任せで、お酒飲んでると凄いモノがでてきます。



2006年9月19日火曜日

NHKスペシャル地球大進化―46億年・人類への旅 (6)

414080866709_scmzzzzzzz_ 最後の人類編。事実の提示がほとんどないまま、仮定ばかりの話が続きます。事実から、人類の進化をたどる方法もあったと思います。せっかくの最終巻がどちらかというと、事実ではなく思い入れっぽいもので終わるのはもったいないです。★



メモリー  ロイス・マクマスター・ビジョルド

448869812301_scmzzzzzzz_v62859292_ マイルズが生き返って、大活躍。シリーズは、続いていることは知っていたのですが、翻訳がしばらく止まっていました。翻訳も始まるようです。今回は、マイルズが探偵になって大活躍。ネイミス提督はついに消えてなくなります。ビヨルドといえば、最後の大円団の前の大行進といったイメージがあるのですが、今回も機密保安庁の中を大行進。といっても、それほどこの場面が盛り上がらなかったのが唯一の残念。★★★



民家バー復活

Ca330114_3 水道橋の民家バーが復活しました。先日、上映会を久々に民家バーで開催。相川さん、頑張ってください。



2006年9月18日月曜日

猫語の教科書 ポール ギャリコ

448003440409_scmzzzzzzz_ 猫がタイプライターで打った原稿だそうですにゃ。人間をだまして、家猫になって、楽しく暮らすための猫の極意が書かれています。★★★



楽園への疾走 J・G・バラード

448801647201_scmzzzzzzz_v54172338_ バラードの作品で少年が主人公といえば、ということで世界がどんどん変容していきます。しかも今回はアホウドリを守るために南海の孤島に閉じこめられて、死体が次々に。★★★



クリスマス・プレゼント ジェフリー・ディーヴァー

416766187x01_scmzzzzzzz_ 短編集です。長編ではできないことをと、まえがきに書かれてましたが、なるほどと納得。リンカーン・ライムものの書き下ろし短編も入ってます。しかし、他の作品のほうが味わいがあります。★★★



闇を讃えて  ホルヘ・ルイス ボルヘス

489176599201_scmzzzzzzz_v62521771_ ボルヘスの詩集です。難解で読むのに体力が必要ですが、それだけに、ボルヘス・ファンなら読まないと。お見逃しなく。★★



2006年9月13日水曜日

経堂・八 昌

Ca330111 広島から帰ってきたばかりですが、広島風お好み焼きを食べてきました。経堂の農大通りにある、八昌。さすがに美味しかったです。昨日は、火曜日の雨の日で、行ったのは19時40分ぐらいだったのですが、カウンターは誰もいませんでした。混んでるという噂ですが、空いてるときはあるようです。



でかした、ジーヴス P.G.ウッドハウス

433604762601_scmzzzzzzz_v62535017__1 今回のジーヴスの解決策は凄いです。いままでで1番魚を食べているとしか思えません。天才です。しかも、続刊も決まっていうことなしです。★★★★



2006年9月11日月曜日

日比谷野音 大塚愛

友人からチケットをいただいたので、日比谷の野音へ。多分、8年ぶりぐらいか。しかも、今回は大塚愛ということとで、周りの若い人と比べて、自分がいかに歳をとっているか実感してしまった。なんでも、お誕生日のコンサートということで、それさえも知らないぼくには居心地がわるかったのですが、さすがに何曲かは知っている歌がかかってよかった。



2006年9月7日木曜日

「デカルトの密室」「第九の日 The Tragedy of Joy」 瀬名 秀明

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仰々しくデカルトの引用が続きますが、ほとんど関係なくて、自由意思と、それを支える知能についてSFにしたてた本というところです。小説としては成功しているとはいえない2冊ですが、現在の科学が知能についてどういったアプローチを行っているかの片鱗が見えてきます。★★

2006年9月5日火曜日

「地球人のお荷物」「くたばれスネイクス!」「がんばれチャーリー」ポール・アンダースン、ゴードンR.ディクスン

4150115761 確かホーカー・シリーズを読んだのは、中学生の頃だったと思います。30数年前?ぬいぐるみの熊そっくりの異星人が、シャーロックホームズになったり、海賊になりきったり。そんな妄想と現実の狭間の中で、頑張る地球人とのドタバタコメディです。久々の復刊ということで、他の2冊も含め3冊を再読しました。★★★★



2006年9月2日土曜日

広島市動植物園

Ca330088 広島観光でもないのですが広島市動植物園に行ってきました。でかいサボテン、でかい熱帯植物、広い会場、なめてかかるととんんでもないことになる、人の労力がつまった植物園です。それなのに、園内はがらがら。もったいない。ただ、暑いときに行くと日には焼けるし、汗が滝のようにでるしで、大変なことになります。しかし、ベゴニア園の中は涼しくて湿気もたっぷりで、居心地満点でした。

お好み焼きと、広島アニメーションフェスティバル

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広島アニメーションフェスティバルの会期中に5日間で、5枚のお好み焼きを食べました。左のお好み焼きは、その中でもお気に入りの中区「HAZEYA」の写真。麺は極細、お肉も外でカリカリに焼いた後に載せられるため、全体がかりかり、中はほかほか。ジューシーさの対局ですが、このかりかりほかほかが美味しい。右は、広島では平均的と思われる「みちゃん」こちらと比べると、どれほどカリカリかわかると思います。

広島国際アニメーションフェスティバル

広島国際アニメーションフェスティバルに、行ってきました。今年ぼくは、7回目です。今年は、不作。難しくて、どう解釈しても意味のわからない作品がコンペの中に多く、辛い年でした。そんな中でも、アレクサンダー・ペトロフの「マイラブ」のようなトンデモない作品を見ることができました。しかし、会場の上映設備の悪さはますます酷くなってます。上映サイズが合ってなくて、黒幕に明らかに映像が映っていたり、画面が暗くて、輝度がたりず、そうでなくても読みにくい英文字幕が読めません。これは、映写機もプロジェクタも同様です。とくに映写機は酷くて、フィルムで見たいから広島に行くという人には、行かない方がいいよとしかいいようがありません。カタログに記載されていた、35Fとかの上映メディアの表記も今年からなくなり、オリジナルをできるだけいい状態で上映するという、最低限のことさえできていないコンペは悲しいモノです。
個人的に1番だったのは、コンペにも残っていなかった、「スィート・フォア・フリーダム」。クレジットにキャロライン・リーフの名前があり、頭に短いサンド・アニメーションが入ってますが、これが凄かったです。彩色された砂が混じらず、まるでパントマイムのように壁が表現されたり、デッサン力が凄い作品でした。しかし、会場の雰囲気や、フレーム・インなども力がなくなってきていて、2年後にも行きたいのか、個人的にも疑問のママ帰ってきました。



2006年9月1日金曜日

イルカの島 アーサー・C. クラーク

448861103609_scmzzzzzzz_ 再読。ジュブナイル小説ですが、読んでどこかに行きたくなったり、何かをやりたくなったりすることが、その小説の価値だとすれば、これほど魅力的な小説はないでしょう。しかし、イルカの研究でここに書かれたことが実現してないということは、やっぱり無理なんですね。★★★