2014年6月16日月曜日

世界と加賀が繋がってない「加賀開港始末」谷甲州

加賀開港始末冒頭、江戸末期の加賀藩の山歩きはさすがですが、急に話しに整合性がなくなり、桜田門外の変の隠れた歴史となる訳ですが、話しがちぐはぐ、説得力なし。これは、失敗作でしょう。★

2014年6月13日金曜日

対処には化学「サリン事件 科学者の目でテロの真相に迫る」Anthony T.Tu

サリン事件: 科学者の目でテロの真相に迫る19年前、ぼくも東西線に乗っていて、ニアミスしました。地下鉄サリンから2日目警察が、教団に踏み込みます。この間に、自衛隊から、防毒マスクと防護服を3,900セット借出し、装着訓練をしたそうです。そう考えると、2日間はとても短い。サリンが分解した後の化学物質を土地から探し、証拠とする。こうした流れに、作者は関わっていて、犯人にも遇いに行ってます。化学者でないと書けない内容、そして同様のテロを防ぐために欠かせない知見。新聞では読めない、化学の目の力が伝わる本です。★★★★★

2014年6月12日木曜日

高校生ぐらい向け?「白井博士の未来のゲームデザイン -エンターテインメントシステムの科学」白井 暁彦

白井博士の未来のゲームデザイン -エンターテインメントシステムの科学-東京工芸大学図書館にあったので、バス待ちの間に読み終えてしまいました。ゲームやエンターテイメントに興味を持った学生に、そんな気持ちと、勉強の間を埋めてあげる本?次回はもっと大人向けのもお願いします。★★★

2014年6月10日火曜日

3種族ハイペリオン?「オマル―導きの惑星―」ロラン・ジュヌフォール

オマル―導きの惑星―ちょっとハイペリオンぽい、フランスSF。3種族が共存しながら、緊張関係の中で6人が謎のチケットで集まった。その割に、謎はシンプル。民族的な風習以外に科学的な部分もないし、シリーズとしては力不足のようですが、つきあってみます。★★

2014年6月9日月曜日

諦め入ってませんか「天切り松闇がたり 第5巻 ライムライト」浅田 次郎

天切り松闇がたり 第五巻 ライムライト先日の「六兵衛 」はそうでもなかったが、最近の作品、諦めが入っていないだろうか。やせ我慢でも諦めはなく、星辰さへも背負って意地を通した登場人物たちはいなくなってしまって、身の回りにもいそうな感じの登場人物たち。もうちょっと頑張って欲しいものです。4巻から続いて、この作品も読むのが辛い、悲惨な話しとしか読めません。★★★

2014年6月8日日曜日

証明してません「ダーウィンを数学で証明する」グレゴリー・チャイティン

ダーウィンを数学で証明する頑張って読みましたが、似非科学としか思えません。どうすれば証明できるのかの仮説すらない。情報工学を適当に混ぜて、いい加減な事を書き連ねてるだけとしか思えません。これを出していいのか?★

2014年6月3日火曜日

シリーズ4作目で完成しました!「空中庭園の魔術師」ベン・アーロノヴィッチ

空中庭園の魔術師 (ハヤカワ文庫FT)3巻までは、魔術だったり、ロンドン警察あるあるだったり、川の女王や王の一族と煌びやかな設定が大勢をしめてましたが、じっくりと今までの構成を含めて本格的なミステリーが展開し始めました。面白い。設定が物語を産んでます。次回作は1年以上先なのか、次回作が待ち遠しいです。★★★★

2014年6月1日日曜日

ジュブナイル?「道を視る少年」オースン・スコット・カード

道を視る少年(上) (ハヤカワ文庫SF)褒めてる人が多いけど、面白くなかった。登場人物の行動原理が、全員同じ。ストーリーも、半分ぐらいで結果が読めてしまうし、細かいこだわりがあるのに、妙にご都合主義。不思議な能力もかなり合理的に使うのに、どうして存在するのかは謎のまま。「死者の代弁者」ほどの人間に対する洞察を持っているのに、この行動原理のいい加減な書き方は何なのだろう。シリーズらしいけど、あまり読みたくないし、どうしようか。★★