2014年11月19日水曜日

怖さには文法があるそうです「恐怖の作法―ホラー映画の技術」小中千昭

恐怖の作法: ホラー映画の技術画面に映った恐怖は、見る側にも伝染するなど、恐怖を作り出す事ができるシステムがあり、それをシナリオ技術として解説した本です。なるほどと思える部分もかなりあって、読むのが楽しい本でした。★★★

2014年11月18日火曜日

Nikeはやはり恥ずかしいのです「反逆の神話:カウンターカルチャーはいかにして消費文化になったか」ジョセフ・ヒース、アンドルー・ポター

反逆の神話:カウンターカルチャーはいかにして消費文化になったか資本主義は、ドキドキを商品にした。最初の10ページを読むと頭がガチガチ揺らされます。何となくわかっていたことを、文章にする力が伝わります。Nikeも、IKEAも恥ずかしくて買った事が無かったのですが、その原因がわかりました。価値は、自分で作らないと。自分の位置を知るために、久々に自分のために読みました。★★★★★

2014年11月11日火曜日

ちょっとゲームぽくなって残念「彷徨える艦隊 外伝 2 星々を守る盾」ジャック・キャンベル

彷徨える艦隊 外伝2 星々を守る盾 (ハヤカワ文庫SF)読みやすいのですが、内容が薄いです。予想できて、闘い満載のゲーム小説っぽくなってちょっと残念です。誰もしなないし、小手先の成功物語。★★★

2014年11月10日月曜日

正当派、剣と魔法のファンタジー「緑の使者の伝説 クリステン・ブリテン」

緑の使者の伝説(上) (ハヤカワ文庫FT)寄宿舎から抜け出した少女が、王の伝令の最期を看取り、手紙を届けるという王道。最近、小説として悲しくなるような作品が多い中、久々に安心して読めるクオリティ。続編の翻訳お願いします。★★★★

2014年11月4日火曜日

ゲーム小説「銀河帝国を継ぐ者」ガース・ニクス

銀河帝国を継ぐ者 (創元SF文庫)士官候補生の亜流で、デューンの亜流で、設定だけは緻密ですが、小説としてはありきたりで物足りない。もうちょっと頑張ってほしい。★★

2014年10月28日火曜日

今ままで読んだ中で最高の概論「音楽の進化史」ハワード・グッドール

音楽の進化史文句なしに5つ星。最高の音楽概論です。バッハの対位法の解説は今まで読んだ中で1番。ジャズや、カリブ音楽、ロックまで書いてあります。たった2行でも、1冊の本が書けるほどの濃い内容。エミー賞受賞歴の作曲家だけあります。★★★★★

2014年10月7日火曜日

JAL機内誌でお馴染み「パリわずらい江戸わずらい」浅田 次郎

パリわずらい江戸わずらいJAL機内誌連載の第3弾。旅の途中で時間つぶしには良い本です。オッサンが喚いてます。でも、流石に鼻についてきた気もします。★★

2014年10月1日水曜日

小惑星の衝突で間もなく終わる世界で「地上最後の刑事」ベン H ウィンタース

地上最後の刑事小惑星の衝突で間もなく終わる世界、警官から刑事に昇格した主人公が、本格ミステリーしてます。この本、SFではなくポケットミステリーです。次々と出る自殺者の中で、殺人捜査が続きます。ラストは唸るような種明かし。シリーズとして、もう2冊続きます。久々の本格ミステリー堪りません。★★★★