2015年5月19日火曜日

前島密かっこいい「こちら、郵政省特別配達課」小川一水

こちら、郵政省特別配達課(1) (新潮文庫)日本郵便の父、前島密の志を受け継ぐ郵政省と、その配達人たち。といいたいところですが、個人的な都合と、官僚のもくろみの中で、その意味が飛んでいってます。それでも、それなりに読めるのはさすが。ライトノベル感覚で、郵政省が宅配便と戦います。★★★

2015年5月18日月曜日

超能力学園もの「秘密同盟アライアンス――パラディンの予言篇」マーク・フロスト

秘密同盟アライアンス(上): パラディンの予言篇 (ハヤカワ文庫SF)超能力に、秘密の結社に古代の知恵。新興宗教かと突っ込みたくなる、出来の悪さ。知識が浅すぎて笑える、ギャグとしても日本の学園ものには遠く及びません。★

2015年5月13日水曜日

衰亡したのかはっきりして欲しい「古代末期のローマ帝国―多文化の織りなす世界」ジリアン・クラーク

古代末期のローマ帝国: 多文化の織りなす世界ギボンの『ローマ帝国衰亡史』のように、本当に4世紀にローマは衰亡したのか、文化、宗教、経済等の小さな例を積み上げて、考察が続きます。しかし、明確な判断や、新しい見方は提示されません。はっきりしろよ。結局、相対的な闇の中で話しは終了しました。面白かったのは、アウグスティヌスの下りぐらいでしょうか。★★★

2015年5月12日火曜日

弱い人間を描いたのか「肥満 梟雄安禄山の生涯」東郷隆

肥満 梟雄安禄山の生涯安禄山も、玄宗も、楊貴妃も歴史の流れの中で流されまくり、何一つ自由にならず、必然の中で滅びていく。こんなテーマでいいとは思えないんですが、細かな時代考証がそれにリアリティを持たせて、一挙に読めてしまいます。こんな歴史小説を書く作家ではなっかたのですが。★★★

2015年5月10日日曜日

南アフリカが舞台の傑作ファンタジー「鋼鉄の黙示録」チャーリー・ヒューマン

鋼鉄の黙示録 (創元SF文庫)南アフリカ産のライトノベル。高校生が、実は神の力を持っていて、攫われた彼女を助けるために、ついでに世界も助けちゃう。独特のアフリカ製怪人が続出、モンスターもひと味違ってて読み終わるのが寂しかったです。続編の翻訳期待してます。★★★

2015年4月22日水曜日

これは反則「終物語 上・中・下・続・終物語」西尾 維新

続・終物語 (講談社BOX)せっかく完結した物語をこういう読み方もあるよとひっくり返し、おまけに地獄がリアルに登場とか何なんだ。今まで、主人公の妄想なのか、現実なのかわからないを前提に登場してきた化け的なものが、これでは精神的なものでは無くなってしまう。最低。★

2015年4月20日月曜日

ただストーリーを流すだけ「最後の帝国艦隊」ジャスパー・T・スコット

最後の帝国艦隊 (ハヤカワ文庫SF)スターウローズとかから拾ってきたモチーフを適当に並べてという、酷い作品。細部に宿りようも無く、惨敗してます。久々にこれほど酷いの読みました。しかもシリーズだとか、大丈夫なの。★