2015年6月14日日曜日

久々に復活「大江戸恐龍伝 全五巻」夢枕 獏

大江戸恐龍伝 第五巻最近悲しい作品が多かったですが、久々に楽しめる作。あったかい地方に行って、恐竜を見つけて、島が爆発して、恐竜が案の定逃げて江戸の町を破壊して行きます。平賀源内で張ったラインが取りこぼされたり、荒い部分もありますが、楽しめて読めるので何より。★★★

2015年6月9日火曜日

ワイルド・プレデターの能力わかります「無人暗殺機ドローンの誕生」リチャード・ウィッテル

無人暗殺機 ドローンの誕生ちょっと前までおもちゃも同然だったドローンが、世界を変えるといわれ始めました。問題は、飛行時間と、ペイロード。では、実際の米軍殺人兵器はどの程度の航続距離、飛行速度、ペイロードを持っているのか。爆弾搭載のMQ-1プレデターの能力が大雑把ですがわかります。危険は危険で、理解したいという目的を十分果たしてくれました。★★★

2015年6月7日日曜日

テクノロジーデストピア「まおゆう魔王勇者」橙乃 ままれ

まおゆう魔王勇者 1「この我のものとなれ、勇者よ」「断る!」最終の5巻まで読みました。中世世界の農奴解放、ジャガイモなどの作物に、輪作などの技術、貨幣経済とその理論を応用して、いい世界を作ろうという試みは見事に裏切られます。ともあれ、新しいヒロイックファンタジーの方法論を確立させたのは確かで、読むのは面白かったです。★★★

2015年6月3日水曜日

「江戸の幽明 東京境界めぐり」荒俣宏

江戸の幽明──東京境界めぐり (朝日新書)江戸と、現代を結ぶ土地と地名。日本橋の老舗を皮切りに、目黒、田園調布、最後は作者の幼少期に住んだ、板橋、練馬と膨大な知識に支えられたブラタモリ風町歩き。江戸が現代でもどれだけ残っているのか思い知りました。★★★★

2015年6月2日火曜日

監視カメラの完全監視世界「ラットランナーズ」オシーン・マッギャン

ラットランナーズ (創元SF文庫)監視カメラの完全監視世界ロンドン。唯一監視対象になってないローティーンの子どもたちが、ギャングの下請け代行しているが、とうとう反逆。ジュブナイルと、ピカレスクのいいとこ取りで、ストリーも軽快。しかし、登場人物が立派すぎて最後は興ざめ。★★★

2015年6月1日月曜日

読んでよかった「人が死なない防災」片田敏孝

人が死なない防災 (集英社新書)311の際釜石では、小中学生が自分の判断で避難し、津波に巻き込まれた生徒はほとんどいなかった。これを釜石の奇跡と読んでいるらしいが、この指導を行った著者ははじめにで、いきなり敗北と書いている。自分の家は津波でも大丈夫な場所だから逃げない、それでは想定外の際には津波に巻き込まれてしまう。津波、水害、土砂崩れ、想定外の場合に自分の判断で逃げることができるのか、何故人は逃げないのか。意識が変わります。この本、読んでよかったです。日本に住むすべての人が読むべき本です。★★★★★

2015年5月28日木曜日

「ビッグデータ・コネクト」藤井太洋

ビッグデータ・コネクト (文春文庫)平成15年5月に成立した、ザル法「個人情報保護法」。個人特定性低減データなどのできもしないいいわけもダメになって、これからマイナンバーが導入されたらどうなるのか。それに、応えたのがこの本。SFじゃないんですね。外国スパイの名寄せ業者も登場。犯罪前提なら、ここまでできるという、SFまで踏み込んで欲しかった。続編では、ここまで大変になりますと、SFして欲しいです。★★★★

2015年5月21日木曜日

「スーパーの裏側―安全でおいしい食品を選ぶために」河岸 宏和

スーパーの裏側―安全でおいしい食品を選ぶために外食の裏側に比べてなるほどが少なかったのですが、それでも日付に付け方や、いいスーパーの見方等若干は参考になりました。しかし、参考になる事例が少なすぎ。★★