2016年5月31日火曜日

室町時代の南海トラフ地震「戦国争乱と巨大津波 北条早雲と明応津波」金子浩之

北条早雲が、伊豆、小田原に攻め込んだ時代に、南海トラフ地震があり、その痕跡を歴史の中に細かく探しています。言い伝えを、地震を前提に読みなおしたり、城攻めの言い伝えを、地震に結びつけたり、かなり強引ですが、それでも200年毎に繰り返されたという痕跡を拾う作業は面白そうです。★★★

2016年4月24日日曜日

これは失敗作「エクソダス症候群」宮内 悠介

エクソダス症候群 (創元日本SF叢書)『盤上の夜』、『ヨハネスブルグの天使たち』テーマ、実験的な描き方で、期待しましたが今回は失敗作でしょう。残念。★

生命SFの古典傑作Kindle化「狩人よ、故郷に帰れ」リチャード・マッケナ

狩人よ、故郷に帰れ植物と動物の間の生物が支配する惑星のテラフォーミング。古典的な傑作が、Kindoleで復刊。108円です。★★★

2016年4月21日木曜日

第2回C★NOVELS大賞受賞作「煌夜祭 」(中公文庫)多崎礼

煌夜祭 (中公文庫)祭りの夜に、語り部たちだけが集まり、人食いの魔物の話を語る、連作短編。ありがちな構成ですが、しっかしりと描かれてて新人とは思えない出来上がりです。Kindle版で、540円。★★★

2016年4月20日水曜日

新しい天体観測「インターネット望遠鏡で観測! 現代天文学入門」慶應義塾大学インターネット望遠鏡プロジェクト

インターネットに接続された望遠鏡を使うといったコンセプトですが、使わなくても計算式や、地上の2点の観測点の距離を計算するなど、計算がいっぱい乗っててそれを読むだけで楽しくなります。★★★★

2016年4月19日火曜日

老人介護施設のルポ最高「へろへろ―雑誌『ヨレヨレ』と「宅老所よりあい」の人々」鹿子裕文

へろへろ 雑誌『ヨレヨレ』と「宅老所よりあい」の人々ひたすらタフな人たちが作る、老人介護施設。その成り立ちを書いているのですが、人生観が凄い。この作者が凄いのではなく、この介護施設がとてつもなくダイナミックなのだ。こうした日本もまだ残っていることに安堵。作者の作っている雑誌「ヨレヨレ」は、八重洲ブックセンターで取り扱っているらしい。これは買いに行かないと。本当に久々に★★★★★

2016年4月18日月曜日

「日本のシビックエコノミー 私たちが小さな経済を生み出す方法」紫牟田伸子

日本のシビックエコノミー―私たちが小さな経済を生み出す方法尾道を始め、全国20の実例が併記されています。これを読んだからといって、始めることはできませんが、最初の一歩とはこうしたものなのでしょうか。★★

2016年4月17日日曜日

極端を目指す、久々に彼らしい作品「業物語」西尾 維新

業物語 (講談社BOX)キスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレードの600年前のお話。吸血鬼の存在よりも極端なお姫様の話し。久々に、西尾 維新らしさがでているのでは。★★★