2018年12月12日水曜日

「アメリカは食べる。―アメリカ食文化の謎をめぐる旅」東理夫

アメリカを車で旅しながら、食事をし、その中から文明を確認していくという、ロードムービーのような本。朝食は、コンチネンタル、季節感なし、どこでも同じ味。しかし、その奥に大切な文明が息づいているのを、一緒に体感できます。★★★★

2018年12月11日火曜日

「ハロー・ワールド」藤井 太洋

短編集。既読が、2篇あったが、全体を通じて、連作作品になっているので、通して読み直せてよかったです。長編の近未来に対して、現在可能な領域でネット社会が直面しそうな問題に、コードを書くことで課題解決を目指す主人公をヒーロー仕立てで描いてます。ちょっと、ハードボイルド。この小説を、経済入門として読む人も出そう。★★★

2018年12月3日月曜日

「システムエンジニアは司書のパートナー しゃっぴいSEの図書館つれづれ」高野 一枝

時代によって、行政が作る図書館像も変わってくる。まず、貸出。そして、インターネットへの対応。そして今は、地方創生や、市民とつくる図書館など、新しい図書館が求められる。紫波町図書館や、塩尻市立図書館、鯖江市図書館など各地の図書館の新しい試みが紹介されています。シビックテックの図書館実例が盛りだくさん。★★★

2018年11月28日水曜日

「魔術師ペンリック」ロイス・マクマスター・ビジョルド

ヒューゴー賞など5賞受賞の〈五神教シリーズ〉の最新刊です。シリーズの「チャリオンの影」は、ファンタジーの大傑作。本作も、明るい幸せなファンタジーとして楽しめます。こういう本をもっと読みたいです。★★★

2018年11月27日火曜日

「観察する男」想田和弘

台本やナレーション、BGM等を排した、「観察映画」と呼ぶドキュメンタリーを撮っている作家の本です。岡山を舞台にした作品「牡蠣工場」という映画の制作過程が書かれています。出版社は、小部数出版を専門とするミシマ社。メジャーにのらない本も忘れずに読みたいと思います。★★★

2018年11月21日水曜日

住民課のシゴト(自治体の仕事シリーズ)

住民課の窓口業務をまとめた本です。マイナンバーは、「社会保障」「税」「災害対策」以外の目的外利用ができないと法律で決まっているとか、戸籍法が明治大正昭和でどのように変わったとか、じっくり読むと面白い。しかし、ドメイン知識が足りないため、読み解けない。専門家に教えてもらうセミナーとかあればいいのに。★★★

2018年11月20日火曜日

「陰陽師 平成講釈 安倍晴明伝」夢枕 獏

講談本を元に、安倍晴明。しかし、これは本で読むものではなく、講談で聞くから面白いと感じました。★★