2018年10月15日月曜日

「7人のイブ Ⅲ」ニール スティーヴンスン

5000年がたち、ハードレインも終了。イブたちの直系クローンにより、性格や社会での役割が決まってきた人類社会。地球上には、地下と海に潜って生き延びた人々。物語としては、ほとんど形になってない小説ですが、この社会を描くための3巻目といいった感じです。期待したほど面白くなかったというのが本音。★★

2018年10月10日水曜日

「第三の願い」「伝説の都」嵐の王 カイ・マイヤー

シリーズ2巻、3巻です。情景描写で物語が動かなかった1巻と違って、2巻からは急展開。弟が出てきて、昔の彼女が復活し、魔神が登場。ついには別世界まで。2巻は楽しかったのですが、まとめる3巻にはちょっと無理がでてきます。アラビアンナイトの世界に、魔神との戦争を持ち込み、空飛ぶジュータンで翔る主人公。イメージはかいますが、小説としての出来はいまいちでした。★★★

2018年10月9日火曜日

「カブールの園」宮内 悠介

第156回(平成28年下半期)芥川賞候補作。アメリカにおける日系人をテーマにした、中編2編を収録。日系人の収容所跡を旅して回ったり、心象を重視した作品で、SFとは違う試み。そのうち、結実した作品を楽しみにしてます。★★★

2018年10月3日水曜日

「クモの糸でバイオリン」 (岩波科学ライブラリー)大崎茂芳

蜘蛛の研究を続けて、ついに蜘蛛の糸でバイオリンの弦を作ってしまった研究者の自伝。蜘蛛の糸を工夫して、弦を完成するまでの下だり、面白いです。ついには、バイオリンが引けるようになり、学会発表までこぎつけます。★★★

2018年10月1日月曜日

「旋舞の千年都市」イアン マクドナルド

キャンベル記念賞・英国SF協会賞受賞のSFで、舞台がイスタンブールときては、読まずにいられません。しかし、読むのは体力がいりますし、SFとしての終わり方にはちょっと疑問です。★★★

2018年9月26日水曜日

「アメリカ最後の実験」宮内 悠介

ミステリーというよりは、感覚フィードバックを利用できるまったく新しい楽器が登場。下手なSFよりも近未来の楽器を創造してます。この楽器に纏わる人間模様が小説部分。宮内 悠介のテクノロジーが世界にどのようなインパクトを与えるのかというテーマが、小説にミックスされた作品。素敵です。★★★★

2018年9月25日火曜日

「チンギス紀 二 鳴動」北方 謙三

キャラの書き分けがまったく足りなかった1巻から、少しずつ行動の違いが出てき始めましたが、まだまだ十分とはいえず、心配なママ。テムジンは、モンゴルに帰り、戦闘が始まります。物流も始まり、鍛冶などの職人も登場。こちらの方が期待大かも。★★

2018年9月21日金曜日

「七人のイヴ Ⅱ」ニール・スティーヴンスン

タイトルからして、いずれこうなるとは思っていましたが、悲惨。電子工学や、ITについては多数盛り込まれていますが、人間社会工学については、肯定的に書けなかった模様です。3巻に期待。★★★