2012年5月31日木曜日

ちょっと下手「月面の聖戦 1 下士官の使命」ジャック・キャンベル

月面の聖戦 1: 下士官の使命 (ハヤカワ文庫SF)「彷徨える艦隊」の作者ですが、盛り上げ方、主人公の描き方がヘタ。小説として、男のハーレクインっぽいものなのに、下手なのは困ります。次巻に期待。★★

2012年5月30日水曜日

警報とかのサイレンなどの学問だそうです「サイン音の科学 メッセージを伝える音のデザイン論」岩宮/眞一郎

サイン音の科学―メッセージを伝える音のデザイン論 (音響サイエンスシリーズ)危険を知らせるサイン、目覚まし、到着、どんな周波数がいいのか、どんな音色がいいのか、周りで音が鳴り続ける日本では、とても重要な学問になりそうです。★★★★

2012年5月27日日曜日

だいぶペギー・スー「ほんとうのフローラ (一万一千の部屋を持つ屋敷と魔法の執事)」イザボー・S・ウィルス

ほんとうのフローラ 下 (一万一千の部屋を持つ屋敷と魔法の執事)屋敷も執事も関係なくなって、フローラの人生はますます危なくなります。このあたり、ペギー・スーを感じさせます。しかし、あそこまでの悲惨さがなく、もう一声が超えられませんでした。★★★

動くものを手作りで「Making Things Move  動くモノを作るためのメカニズムと材料の基礎」Make:PROJECTS

Making Things Move ―動くモノを作るためのメカニズムと材料の基本 (Make: PROJECTS)電池などのエネルギーを使って、モーター等を動かし、軸受などを用意して、何かを動かす。ステッピングモーターの制御があったり、筐体を作るアルミ合金があったり、すべてのノウハウを得るには時間と労力がかかります。それを軽減してくれる本ですが、実例が乏しく、初めての人には辛いかも。読むのはもっと大変かも。公差とか、アルミ合金6061 7075などの知識も盛り込まれてます。★★★

2012年5月25日金曜日

久々の力作「なぜヤギは、車好きなのか?  鳥取環境大学のヤギの動物行動学」小林朋道

なぜヤギは、車好きなのか? 鳥取環境大学のヤギの動物行動学築地書店の方は、中身がどんどん薄くなってきてますが、これは力作。ヤギに絞ることで、思いが作品に盛り込まれました。この作者のいいところは、思いを動物行動学にそれを結びつけるところです。ヤギがいまだにいろんなことを教えてくれます。★★★★

2012年5月24日木曜日

土の校庭で遊べるのが貴重になってるとは、NHK技研公開のバスで見ました。

2012年5月23日水曜日

10冊も読めば書けそう「超常現象の科学 なぜ人は幽霊が見えるのか。 」リチャード・ワイズマン

超常現象の科学 なぜ人は幽霊が見えるのか他人が研究した成果をいろりろと紹介してあります。厳密な実験もないし、説得力がない。もうちょっと、高いレベルを期待してました。★

2012年5月21日月曜日

夜の写本師の前述譚「魔道師の月」乾石智子

魔道師の月夜の写本師に登場した、ギデスディン魔法の創始者、キアルスと、大地の魔導師の二人がゆるい友情の元、世界を救います。どうも人物設定が安定しないんですが、それを補う魔法の魅力があります。次はどんな魔法と、魔導師を見せてくれるのか楽しみです。★★★

2012年5月17日木曜日

ナショナル麻布マーケット、復活!

昨年閉店した、広尾のナショナル麻布マーケットですが、いよいよ復活のようです。ハムの量り売り、よく買ってました。

2012年5月16日水曜日

2012年5月11日金曜日

最後は闘いなし「史記7  武帝紀」北方謙三

史記 武帝紀〈7〉最終巻です。武帝が亡くなって、闘いも終了。蘇武は国に帰り、李陵は蘇武の家に住み着きます。最後は、国とは何か。まだまだ、国とは何か論争が続きそうです。★★

アバター対応「映像の原則 新装版 ビギナーからプロまでのコンテ主義」富野由悠季

映像の原則 改訂版 (キネマ旬報ムック)10年ぶりの新装版です。アバターに対応。中身は、非常にベーシックなアニメ映像コンテの書き方が書かれています。勉強になります。★★★★

2012年5月9日水曜日

新幹線さくら 乗りました

GWに新幹線さくら乗りました。大阪でのぞみに乗り換え。25番線から、26番線へ。6分の乗り換えで楽勝です。やっぱり4列スペースは幸せです。のぞみが減って、さくらで大阪乗り換えが、1日に23本。これからお世話になりそうです。

2012年5月8日火曜日

題名は重いですが簡単ラカン「生き延びるためのラカン」斎藤 環

生き延びるためのラカン (ちくま文庫)簡単ラカンの精神分析本です。しかし、簡単に噛み砕いたのはいいのですが、これがラカンでは、ラカンに読むほどの意味は無いといった感じ。やりすぎです。過程が思考を生むんですが、そこを切り捨ててしまっています。表紙のイラストは、荒木飛呂彦です。★★

2012年5月7日月曜日

文章はうまいです「二番目のフローラ (一万一千の部屋を持つ屋敷と魔法の執事)」イサボー・S・ウィルス

二番目のフローラ 上 (一万一千の部屋を持つ屋敷と魔法の執事)キャラクターは魅力的でないし、世界観や設定もいい加減。それでも面白いのは、文章がうまいからでしょう。次々とイベントが起こって、飽きさせません。よくできてます。★★★

2012年5月6日日曜日

これって冒険です「昆虫標本商万国数奇譚」川村俊一

昆虫標本商万国数奇譚フィリピン、インドネシア、南米山岳部、危なそうな場所に気軽に立ち寄り、蝶を採取する、虫屋のエッセイ集。スゴイデス。たまたま図書間の新刊置き場で見つけました。蝶好きでなくとも一気読みできます。★★★

2012年5月5日土曜日

国民戦争の陰「スエズ運河を消せ―トリックで戦った男たち」デヴィッド・フィッシャー

スエズ運河を消せ―トリックで戦った男たちエル・アラメインの闘いで勝利したイギリス軍が、カモフラージュ部隊を持つていたことは知ってましたが、詳細は知りませんでした。本書は、その中心となったマジシャンのノンフェクションです。しかし、主人公がアフリカに向かう前のイギリス本土決戦の準備が凄い。木をくりぬいて、狙撃兵が入れるようにしたり、納屋に銃を隠したり、地図を回収して、偽の地図を用意する。日本は竹槍。ずいぶんと違います。その後の話しも面白いのですが、文章の速度が遅くて読むのが進まない、シンドイ560ページでした。★★★

2012年5月4日金曜日

Amazon Mechanical Turk 人にしかできない仕事「謎のチェス指し人形「ターク」」トム・スタンデージ

謎のチェス指し人形「ターク」チェスを指す人形は、ただの見世物なのか、それとも機械と人の狭間なのか。人にできて、機械にできないことがあるのか。そんな概念の歴史を掘り起こしています。「ビクトリア時代のインターネット」ほどの切れはありませんが、力作です。★★★

2012年5月3日木曜日

カッコいいジュブナイル「ミッドナイターズ 」スコット・ウエスターフェルド

ミッドナイターズ 1  真夜中に生まれし者アメリカの田舎町に暮らす、五人のギークたち。高校生活+深夜12時からの1時間だけ、時間が止まり、彼らだけの特別な時間がやってくる。それに、太古から人間を狩ってきた、怪物たち。家族や町を守って、闘う姿がとにかくカッコいいです。三巻組みで、タップリ楽しめます。★★★

2012年5月2日水曜日

IAMASの力作「Prototyping Lab 「作りながら考える」ためのArduino実践レシピ 」小林茂

Prototyping Lab ―「作りながら考える」ためのArduino実践レシピ (Make:PROJECTS)IAMASで行われている、オモチャプロジェクト。作り方や、ソースコードが大量に紹介されています。★★★

ツインバード工業の掃除機は、修理体制も良い感じです。

TWINBIRD サイクロンスティック型クリーナー ホワイト TC-E117W昨年7月に買った、ツインバード工業のサイクロンスティック型クリーナー ホワイト TC-E117ですが、急に動かなくなりました。原因は、掃除中にベットの上に置いて、吹き出し口を塞いで、保護回路が働いて、1時間動きが止まっただけです。最初わからなくて、メールを送ると24時間以内に返事が来て、保護回路の話し、修理の場合、新しいのを送ってくれて、その箱に古いのを入れて送り返すという手順が書いてありました。値段、3063円なのに。ダイソンに似た方式で吸引力も強いし、サイズや、コードの長さもいい感じで、お気にい入りです。