2018年6月26日火曜日

「ゲームの王国」小川 哲

カンボジアを舞台に、ガルシアマルケスを思わせるマジック・リアリズム的な展開が、ポルポトに支配された村を舞台に展開されます。主人公のゲーム的論理が、この後どう展開されるのかと、興味津々で、前巻終了。ところが、後半未来に世界が移ってしまい、緻密な世界がなくなってしまいます。この展開に正直ついていけませんでした。大森望さんの空恐ろしいほどの傑作という紹介なのに、ついていけてないのが悲しいです。時間をおいて再読してみようと思います。★★★

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