最近、週に3日は赤坂から、お茶の水まで歩いています。
戦国時代の名臣16名を紹介する短編集。秦の白起など、短編ならではの人物も紹介され、戦国時代が一覧できる。なかでも前書きの序では、「夏から始まる中国の王朝期をさいごの清までみても、ほんとうに自由な発想がゆるされたのは、この東周後期、すなわち戦国時代のみである」と、ぶっとんだ考えを披露している。また、人口も漢代と違って、斉の首都は60万人以上と、戦国時代の規模の大きさに思いをはせ、作者の思い入れの深さを感じさせる。★★★
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