最近、週に3日は赤坂から、お茶の水まで歩いています。
カントール、ツェルメロ、ゲーデル、コーエンと並べるとピンとくる人も多いはずです。カントールの伝記のように見えますが、無限をテーマにした数学の発展を細かく追いかけた本です。微積に始まる実無限あたりが、全体の3分の1を占めてますが、これが終わってカントールが登場する頃から急に面白くなってきます。ボルヘスも愛したたった1本の線でできた迷路、自分を含んでしまう分出公理、無限の概念について最初に読むには絶好の入門書です。★★★★★
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