最近、週に3日は赤坂から、お茶の水まで歩いています。
べにではなく、あかと読みます。オスマントルコ末期の細密画師が、ベネチアから入った新しい絵画のスタイルに影響を受け、ついには殺人が起きる。中身は推理小説仕立てです。トルコの作家ですが、2006年度のノーベル文学賞受賞作家になりました。3人の細密画師のスタイルが推理の基本なのですが、その違いが明確にはわからないままで、読むのに苦しみました。イスラムの小説は初めてかも。もちろん、オマルハイヤームや、ザッカリーは読んでますが、いきなり近代小説で、ずいぶん楽しめました。★★★
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