最近、週に3日は赤坂から、お茶の水まで歩いています。
裏表紙に、ユーモアSFと書いてありますが、読んでも楽しい部分はまるでない、気の滅入るお話しです。そんな作品が、どうしてローカス賞をとったのかと、考えると。今まで、SFでは、貨幣に代わるものとして、評判や純粋なアイデア、人からの尊敬といったものを貨幣にした理想的な世界を描いてきましたが、そんな世界でも不正は行えるし、勝ち組は登場するんだという話しだからでしょうか。そんなアンチ・ユートピア小説としては、初めての様な気がします。★★★
0 件のコメント:
コメントを投稿