最近、週に3日は赤坂から、お茶の水まで歩いています。
「世界の測量 ガウスとフンボルトの物語」ファンなら読まなくてはということで、探していたのですが、書店でなかなか見つからず、amazonで購入しました。超自己中心的な美術評論家と、シュールレアリズム画家の老人が、昔の恋人に会いに旅を始めるという、ありがちなストーリーですが、2人とも相手を利用しようと虚々実々の駆け引きを始めます。「世界の測量」のような興奮はありませんが、作者の仕掛けた実験的な小説の書き方を楽しみながら、ゆっくり読む本です。★★★
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