2009年11月22日日曜日

センゴク兄弟 東郷 隆

センゴク兄弟美濃の土豪・仙石家が、秀吉に見いだされ、大名家として世に出る前の前日譚と後書きにはあります。実際は、竹中半兵衛の稲葉山城乗っ取りと、その際の仙石家の動向で終わっています。しかし、当時の風習や習俗、それにのっとる人々の考え方が小説の中心です。ちょっと難しすぎとは思いますが、できるだけ想像して読んでほしいという作者の意気込みが伝わります。★★★


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