イタリアには、300人を超えるエクソシストがいて、しかもそれは、ここ10年で増えたから。毎週、歯医者に行くように悪魔祓いを受けている人がいる。そんな現実のエクソシストを取材したルポルタージュです。バチカンは、悪魔の存在を肯定、悪魔祓いも公式に認めているが、マスコミに騒がれないようにしている。教会内部でも、悪魔祓いは肯定、否定、両論ある。統合失調症なのか、悪魔なのか、悪魔は人格を持っているのか、そんなことには答えてくれませんが、バチカンの実際、イタリアの悪魔崇拝ブームを知るには面白い本です。★★★
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