2010年6月24日木曜日

世界の終りは来るのか「土の文明史 ローマ帝国、マヤ文明を滅ぼし、米国、中国を衰退させる土の話」デイビッド・モントゴメリー二

土の文明史先日、「「食糧危機」をあおってはいけない 」を読んで。温暖化、人口増加、水の不足、食料不足は大丈夫という意見を読みました。しかし、中国でみる、表土の流出、過度の放牧による土地の枯渇はどうなんだろうと思っていたら、丁度、そんな本が出ました。石油よりも先に、表土がなくなってしまう。表土は薄い、流出する、堆積するより早いといった問題を、扱っています。アメリカのタバコ、綿花による土地の荒廃記事は詳しいのですが、その他の歴史的事実は急に大雑把になります。それでも、ローマ帝国崩壊は、プランテーションにより用意されていたというのは説得ありました。また、鋤を使って土地を耕す事自体に問題があるという提案には、驚きました。文明論として、データの信憑性はイマイチの本なので、もうちょっと調べてみないと。それでも、勉強になりました。★★★★

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