@masatofujii
最近、週に3日は赤坂から、お茶の水まで歩いています。
2010年7月24日土曜日
「楊令伝〈13〉青冥の章」北方 謙三
どう闘うかではなく、何のために闘うのか。相変わらず哲学的な問いが物語の中心です。結局、13巻かかっても民らしい民は殆ど出てこなかったのですが、ようやく村長のオジサンが登場。普通の民として名もなく宿を貸すだけですが、この物語では始めてではないでしょうか。どう生き死ぬのかが問題だった物語を強引に、理想の世の中探しに変えてしまい、登場人物たちを普通に死なせるようになった、このモノガタリ。どうなってしまうのか不安でしょうがないです。★★★
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