食料自給率という言葉の意味を始めて知りました。この数字は日本の国防的自給率とは関係なく、実際の自給率は遥かに高いこともよくわかりました。後半は、この数字を作った農水省への徹底的な批判です。日本の農業政策は、補助金を頼りにした農水省の天下り組のためにあり、農家にとっても邪魔にしかなっていない農政ということ。しかし、これは農水省だけでなく、選挙の票田にしている自民党の制作の問題に農水省が乗っかっているような気もします。とにかく、日本農業がこんなになっているという意味では、驚くような本でした。とくにバターを外郭団体が一括して輸入、民間では勝手に輸入できないというのにはビックリしました。エシュレがこんなに高いのは政府の陰謀だったんですね。★★★★
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