普通、アインシュタインから始まって、酷いものになると半分以上が基礎事項の解説という本が多い中、この本のいいところは、宇宙論として、WMAPの成果からいきなり話しが始まります。その分、ヒックス場など前解説なく出くるので、それぐらいの知識は必要になってます。現在の本命インフレーション理論との対比が徹底的に行われます。M理論にひも理論、プレーンワールド、そこからサイクリック宇宙論がどのように考えられてきたかは、著者の体験談として。最後は、重力は検知による、これからの予想。しかも、読みやすく日本語の翻訳も問題なし。★★★★
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