2010年10月14日木曜日

世界幻想文学大賞「魔術探偵スラクサス」マーティン スコット

魔術探偵スラクサス世界幻想文学大賞の、ファンタージー、ユーモア、ミステリーというと、出来すぎの気がしますが、確かに出来すぎ。ファンタージーとしての世界や、魔法や、キャラクターがよく出来ている上に、ミステリーとしてのハードボイルドさもいい感じで、しかも、笑える下町探偵。助手は、大剣と斧を持った美女ウエイトレス。王女を救い、王子の名誉を守り、権力妄想の政治家や宗教家を鼻であしらう。痛快、ユーモアミステリー。すべてがうまく融け合ってます。続編も翻訳を激しく希望します。★★★★

0 件のコメント:

コメントを投稿