2010年11月1日月曜日

真面目な歴史でとってもツマラナイ「世界で最も危険な書物―グリモワールの歴史」オーウェン・デイビー

世界で最も危険な書物―グリモワールの歴史グリモワールというのは、魔術や呪文のことについて書いてある、魔術書をさしてます。つまり、魔術書の歴史というわけで、刺激的な内容を予想していたのですが、内容はあまりにも真面目な歴史書でした。いつ、誰が、どんな魔術書を手に入れ、あるいは手に入れられなかったかという無味乾燥の内容が延々と続きます。書物の中身に触れる部分はほとんどなし。がっかりです。唯一面白かったのは、17世紀の物語本で、二人の魔術師が30メートル離れ、魔法陣の中に立ち、モンスターを召喚し、戦わせるとという記述で、これって、日本のカードアニメそのものですよね。★

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