2010年11月23日火曜日

アメリカ人もゲリラしたい「ヴァンパイア・アース 〈狼〉の道」E. E. ナイト

ヴァンパイア・アース ―〈狼〉の道― (ハヤカワ文庫SF)異星人に侵略されたアメリカ南部でゲリラを行う、主人公。やはり異星人の力で驚異的な能力を得ているものの、それでは十分ではない。ゲームのライフ値や、戦闘力をうまく調節したって感じの小説です。主人公は、ハンサムで信義あって、努力家で戦略化と万能。それを超える体制の力や、戦闘力を持った異星人はまるで怪物。緻密な構成、よくできた設定。それでも、小説として読んで面白いかというと、非常に退屈。何かが足りません。★★

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