2011年1月4日火曜日

珠玉の数学コラム「ベッドルームで群論を――数学的思考の愉しみ方」ブライアン・ヘイズ

ベッドルームで群論を――数学的思考の愉しみ方「サイエンティフィック・アメリカン」誌に25年に渡って掲載されたコラムの中から選ばれた、12本のコラムだけに、凄まじい面白さ。マットレスを偏りのないようにひっくり返すためのロジックを群論として示せないか、ランダムな数列に対する考察、遺伝暗号解読の歴史からムダのない暗号システムの考察の歴史へ、NP完全の日常的な捉え方。日常の中に数学思考が見つかり、それが世界を開いてくれます。簡単に見せるのではなく、その先が延々と見通せないほど続く、学ぶ楽しさが根底にあり、その心地良さを堪能できます。★★★★★

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