前作「誰のためのデザイン」までは、製品を扱っていましたが、本作では、サービスを扱っています。この中にはもちろん、UIデザインなども含まれています。前作までの、間違ったデザインはやめて、世界を住み良くしようという、という世界改革っぽい語り口がなくなり、UX、ユーザーエクスペリエンスの中では複雑さも必要であり、そうしたデザインとしてこんなものがありますよと、解説してくれる本になってしまいました。これはこれでいいのですが、前作までが懐かしいです。世界を変えようから、世界はこうだよと解説する本になってしまったので。しかし、実際に売れるものはそうなんです。しかし、シンプルなものが売れるように世界を変えても良かったのに、諦めないで欲しいと、読んでると思います。ちょっと残念です。
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