2012年11月24日土曜日

「世界樹の影の都」N・K・ジェミシン

世界樹の影の都 (ハヤカワ文庫FT)ローカス賞受賞、ヒューゴー賞、ネビュラ賞、世界幻想文学大賞候補となった前作「空の都の神々は」の続編です。ミステリー要素の強かった前作に続き、いきなり路地で神の一人が殺されます。犯人探しは、前作通り。ただ、犯人がわかった後が長過ぎます。自分が焦げてないか洗面所で確認したり、目が見えているのかどうかが大切な問題なのに、中途半端な表現も多く、推敲が足りてないのでは。最終作の次巻に期待します。★★★

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