2012年12月17日月曜日

「量子怪盗」ハンヌ・ライアニエミ

量子怪盗 (新★ハヤカワ・SF・シリーズ)ルパン対ホームズに、シンギュラリティを加えて、意識を量子化しました。ご想像の通り、非常にわかりにくいです。おまけに、3人称と1人称が交差します。登場人物に魅力はないし、最後の60ページぐらいまでは地獄です。最後だけ、なるほど設定SFならではの醍醐味が読めます。しかし、それほど面白いのかというと、底が浅くて、人間臭いボヤキ小説で、テーマはダメダメ。★★

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