アイデア満載。ハードなアイデアの内容が、進化理論神経科学っぽいものばかり。4重人格の天才。疾患で、中国人の部屋的精神構造の主人公。冒頭、吸血鬼が文明の黎明期に滅びたと何気なくでてくますが、4分3ほど読んで、直角を認識できないためだとようやくわかります。アイデアは抜群ですが、読んでもわからない酷い文章。裏表紙の解説なしで、この小説が読める人がいるんでしょうか?小説としては、とても出版できるレベルではないけど、賞候補にはなって、後書きがテッド・チャンという豪華さ。とにかく最近のSFは、難しいといわれてもしかたがない作品。★★★
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