2018年7月2日月曜日

「B.C.1177―古代グローバル文明の崩壊」エリック・H・クライン

東地中海ミケーネ、アナトリア、カナン、チグリス・ユーフラテス、ナイル一体に、後期青銅器時代末に錫などの交易を通じたグローバル社会が成立していた。しかし、B.C.1177、全域で文明の崩壊が起こった。その原因はという本ですが、最終章までグローバル文明があったよという証拠の話しが続きます。最後の5章もいよいよと思えば、地震もあったし、海の民もいたし、原因はいろいろと歯切れが悪く、楽しんだとは言い難いのですが、それでも、これだけ纏まった、この時代の本は珍しく勉強になりました。★★★

0 件のコメント:

コメントを投稿