ペーター・ヴォールレーベン 早川書房 2017-05-24
キリンが食べるアカシアの樹は、揮発性の物質を出して、周りのアカシアに警報を出す。警報を受けたアカシアは、タンニンを葉に出す。本当なのか、調べてみましたが文献は見つかりませんでした。原生林の楢はお互いに養分を共有し助け合うなど、樹のコミュニケーション論が展開されます。著者は、ドイツの森林管理者。間伐という手法が、生産性が悪く間違っているという原生林管理を述べてます。この本、ベストセラーになるのもわかります。巻末の注が少なすぎ。もっと、エビデンスを載せて欲しかった。同じ作者の「動物たちの内なる生活――森林管理官が聴いた野生の声」が出たばかりなので、こちらも読んでみます。★★★★
0 件のコメント:
コメントを投稿