2011年1月8日土曜日

DOPPELGANGER(ドッペルギャンガー) ヒューマンノイドスリーピングバッグ DS04M

DOPPELGANGER(ドッペルギャンガー) ヒューマンノイドスリーピングバッグ  DS04M人体型の寝袋です。前に、宇宙服のような寝袋ということで欲しくなったのですが、ちょっと我慢してました。デカイ。ぼくでは、ブカブカです。これを着て、部屋の中を歩くと、汗が出るぐらい暖かいです。両手のところが、ジッパーになって開くようになっていて、手を出すこともできます。昨日は、ベットに入らず、これで寝てしまいました。

2011年1月7日金曜日

正統派ハードボイルド「ボディブロー」マーク・ストレンジ

ボディブロー (ハヤカワ・ミステリ文庫)どこもかしこも、正統派で古いハードボイルドです。元、ボクサーのホテル探偵。ホテルは、古くチェーンにも属さない格式ホテル。2階には、飛び切りのジャズバー。中国人の洋服屋が造る、格別のスーツ。探偵は、人に会うごとに隠された人生をみつけ、そのために傷ついていく。久々の快作です。アメリカ探偵作家クラブ“MWA”賞最優秀ペイパーバック賞受。★★★★

2011年1月6日木曜日

頭の周りを月が回転している王女様「アイダ王女の小さな月」ピアズ・アンソニイ

アイダ王女の小さな月―魔法の国ザンス〈21〉 (ハヤカワ文庫FT)木の精霊フォーンが冒険の旅に出ます。しかし、このシリーズの見所、主人公の成長がかなりいい加減。いつの間にか、彼は素晴らしい人物になってしまいます。頭の周りを回転する月という、なんとも魅力的なアイデアも、つまらない世界に落ち着いて、ちょっと今回は力足らずです。★★★

コメント集「教養としての聖書入門」松尾節

英文学を読むには聖書の知識が必須で、そのための本と、前書きにあったので読んでみましたが、とても中途半端。講義用のシラバスをそのまま本にしたような内容で、元の聖書を読んだ後に、読まないと意味が汲み取れない。注釈として詳しいかというと、そうでもない。★



2011年1月4日火曜日

珠玉の数学コラム「ベッドルームで群論を――数学的思考の愉しみ方」ブライアン・ヘイズ

ベッドルームで群論を――数学的思考の愉しみ方「サイエンティフィック・アメリカン」誌に25年に渡って掲載されたコラムの中から選ばれた、12本のコラムだけに、凄まじい面白さ。マットレスを偏りのないようにひっくり返すためのロジックを群論として示せないか、ランダムな数列に対する考察、遺伝暗号解読の歴史からムダのない暗号システムの考察の歴史へ、NP完全の日常的な捉え方。日常の中に数学思考が見つかり、それが世界を開いてくれます。簡単に見せるのではなく、その先が延々と見通せないほど続く、学ぶ楽しさが根底にあり、その心地良さを堪能できます。★★★★★

2011年1月3日月曜日

完全に教科書「毎日乗っている地下鉄の謎」梅原淳

毎日乗っている地下鉄の謎 (平凡社新書)地下鉄の定義から始まり、会社名、歴史、仕様、通常鉄道との違い、工法と、とにかく膨大な資料がコンパクトにまとめられています。うんちく、トリビアというより、教科書の精密さ、詳しさ。図表がいっぱい。地下鉄に就職でもしないかぎり必要のない知識のレベル。これを一般書で出して、売れるのなら、マニアの凄さに脱帽です。★★★

2011年1月2日日曜日

電撃文庫ですが「ブラックロッド」古橋 秀之

ブラックロッド (電撃文庫)先日の、秋山瑞人に続いて、電撃文庫です。武侠小説、古龍のようなタッチの魔道対決小説ですが、これはダメでした。★

2011年1月1日土曜日

文体が遅すぎる「エウスカディ」馳 星周

エウスカディ 上今年最初は、馳 星周でした。バスクの独立運動を繰り広げるテロ手段に、赤軍から派遣された日本人がいた。ということで、主人公と、その息子2代のお話が連動して交互に続きます。最初の爆弾テロぐらいまではよかったのですが、その後、延々と同じような行動パターンが続いて、それが全体の半分以上を占めて、さすがに飽き飽きしてきます。しかも、物語の展開が遅い、ようやく動き始める頃には結末が読めてる。謎解き向きではない作者が、謎解きに挑戦、ゆったりとした文体で新境地なのですが、あの焦燥感がなくなり、バスクの歴史的な事実や、食事だけでは物語が持ちません。でも、バスク料理は食べたくなります。ハモン・イベルコ焼くと美味しいかも。今度、挑戦してみます。★★