2011年3月15日火曜日

「究極のSF 13の解答」E・L・ファーマン/編

究極のSF―13の解答 (創元SF文庫)初版1980年という古い短篇集ですが、それだけに作者が凄いです。ジェイムズ,ジュニア ティプトリー,フレデリック ポール,ポール アンダースン,キット リード,ハーラン エリスン,E.L. ファーマン。12のテーマを幅広く扱ってます。すでに内容は非常に実験的、SF好きなら一読をお勧めします。★★★

2011年3月14日月曜日

書きおろしSF短篇集「NOVA3」大森 望/責任編集

NOVA 3---書き下ろし日本SFコレクション (河出文庫)とり・みき、浅暮三文、東浩紀、円城塔、小川一水、瀬名秀明、谷甲州、長谷敏司、森岡浩之。小川一水、谷甲州がなかなかいいです。SFとして、どれも一定以上の短篇集に仕上がってます。実験的すぎず、読んで面白いのもいいところ。★★★

2011年3月12日土曜日

やはりこれは別格でした「キマイラ9 玄象変」夢枕 獏

キマイラ9 玄象変 (ソノラマノベルス)10年以上とか思ってたら、正確には8年ぶりの新作だそうです。「新・魔獣狩り」の力のない文体に悲しさを覚えていただけに、この物語が昔のままに元気な姿を見せてくれて嬉しかったです。しかし、さすがに粗筋は忘れていて、その補正がいきなり続くのは、やはりしかたがないのか。★★★

2011年3月10日木曜日

学会的矛盾「悩ましい翻訳語―科学用語の由来と誤訳」垂水 雄二

悩ましい翻訳語―科学用語の由来と誤訳今回は、バランスよく、しかも、ドーキンスの翻訳の話もあって、門外漢が読んでも面白いテーマが揃ってます。生物の命名が、生物学と他の学問体型で違っていたり、時代性に囚われていたり、いろいろと面白い矛盾を読むのも楽しいです。★★★

2011年3月8日火曜日

老齢、身につまされる「修道士カドフェルの出現―修道士カドフェルシリーズ(21)」エリス ピーターズ

修道士カドフェルの出現—修道士カドフェル・シリーズ〈21〉    光文社文庫最終巻です。十字軍から帰ったカドフェルが、修道士になるきっかけが語られます。いつまでも、旅を続けられないのか、客死を願うぼくには深刻な問題で、身につまされました。★★★

2011年3月7日月曜日

これは傑作「最後の星戦」ジョン・スコルジー

最後の星戦 老人と宇宙3 (ハヤカワ文庫SF)

老人と宇宙第3巻です。1,2巻と比べると、急に出来が良くなって、面白くなります。今度は、新しい星への移民団。率いるは、1巻に登場したジョン・ペリーと、ジェーン。それに、2巻からは養女ゾーイ。複雑な星間政治の中で、移民団は戦争に巻き込まれます。2転3転、ペリーが大活躍。★★★★



2011年3月2日水曜日

今度は人間とは何かですが回答はなし「遠すぎた星」ジョン・スコルジー

遠すぎた星 老人と宇宙2 (ハヤカワ文庫SF)ゴースト部隊は、遺伝子を死者からもらっていた。記憶がない彼らは、人工知能の支援であっという間に大人になる。裏切り者の知識を蘇らすため、記憶をメモリーから入れられたゴースト部隊の兵士が主人公です。彼は裏切り者になるのか、果たして人間なのか。入れられた記憶が復活するにつれ、娘の記憶が蘇り最後は、異星で本人と主人公の対決。テーマの掘り下げではなく、エンターティメントに抑え回答はでないまま。できはいいのですが、技術的な解説が延々と続く部分はちょっとバランス悪いです。★★★

2011年3月1日火曜日

「老人と宇宙(そら) 」ジョン・スコルジー

老人と宇宙(そら) (ハヤカワ文庫SF)軽く読めるスペースオペラ。異星人と闘う軍人たちの正義と友情の物語。悩むより、友を助けろです。単純すぎて笑えますが、読み物としてのできは十分です。★★★