2014年3月15日土曜日

ヒューゴー賞/ローカス賞受賞?「レッドスーツ」ジョン スコルジー

レッドスーツ (新☆ハヤカワ・SF・シリーズ)スタートレックのパロディで、ヒューゴー賞/ローカス賞受賞、しかもスコルジーなら泣けるのかと思って読みましたが、肩すかし。これで受賞なのといったレベル。先も読めるし、最後の章もわかるけど、それほどでも。パロデリとしても2流なのでは。★★

2014年3月14日金曜日

エスプリはこの作家そのもの「機械探偵クリク・ロボット」カミ

機械探偵クリク・ロボット 〔ハヤカワ・ミステリ文庫〕30年ぐらい昔に、「エッフェル塔の潜水夫」を読みました。不思議なユーモアと皮肉。これこそフランス文学と思ったものです。早川の新作に、カミの名前を見つけて思わず手に取りました。ロボットが冷静な探偵として大活躍。大人のミステリーです。★★★

珠玉のユーモア短編「混沌ホテル」コニー・ウィリス

混沌【カオス】ホテル (ザ・ベスト・オブ・コニー・ウィリス)短編が5本。すでに読んだことのあるのが、2本でした。ウィリスなので、表現が細かい。車のことをレクサスとか書いてて、ブランドの意味がなくなることを躊躇していない。最後の短編、「まれびとこぞりて」は、聖歌隊と宇宙人とのファーストコンタクトもの。これは、面白かったです。ウィリスが聖歌隊で歌っていたとは知りませんでした。★★★★

2014年3月13日木曜日

宣伝ほど無意味に死んでないよ「悲報伝」西尾 維新

悲報伝 (講談社ノベルス)シリーズ第4弾。魔法少女たちが、次々に無意味に死んで行くとか書かれていますが、淡々と死んで行きます。状況説明は出てくるようになりましたが、3冊目ほどのスピード感はなく、失速気味。★★★

2014年3月12日水曜日

日本の過去ひど過ぎ「本当はひどかった昔の日本 古典文学で知るしたたかな日本人」大塚ひかり

本当はひどかった昔の日本: 古典文学で知るしたたかな日本人子どもを殺したり、親を殺したり、人肉を食べたり、妊婦を殺したり、人の命が本当に安い。今でも、子どもを虐待したり、妊婦を突き飛ばしたりのニュースが流れますが、昔も同じというか、もっと酷い。現代、最高です。読んでて気分が悪くなりました。★★

2014年3月10日月曜日

1992-2003年「日本SF短篇50 4」日本SF作家クラブ・編

日本SF短篇50 IV 1993-2002―日本SF作家クラブ創立50周年記念アンソロジー (ハヤカワ文庫 JA)大槻ケンヂ「くるぐる使い」、宮部みゆき「朽ちてゆくまで」、田中啓文「嘔吐した宇宙飛行士」。この3作は、鮮烈に覚えてました。この頃から、SFらしいSFがなくなってきたのを覚えています。★★★

2014年3月7日金曜日

ファンタジーとポップカルチャー「地下迷宮の魔術師」ベン アーロノヴィッチ

地下迷宮の魔術師 (ハヤカワ文庫FT)シリーズも3冊目。ロンドンのポップカルチャーと、街と、Jazz。そんな小説として魅力的な設定と、フリンタジーが融合したら面白いのも当然。3冊目でようやく開花。★★★

2014年3月6日木曜日

日本人以外も食べてるんだ「鮭鱸鱈鮪 食べる魚の未来」ポール・グリーンバーグ

鮭鱸鱈鮪 食べる魚の未来: 最後に残った天然食料資源と養殖漁業への提言魚の収穫にはいくつもの方法がある。野生の魚を、漁師が1対1でつり上げる。巨大漁船で根こそぎ収穫。養殖で、増やすが、餌の割合に収穫の効率がいいもの。養殖でも効率の悪いもの。そして、クジラだけは特別。実際に、魚資源は、危機的状況らしい。養殖すればいいと考えがちだが、過度の栄養のバラマキで海の環境が壊れてしまう。釣りの好きな著者が、考える理想の魚の食べ方は、漁師による小規模漁法で魚の価格は当然高くなる。回答は、見いだせないままだ。しかし、日本人はほとんど登場しない。鮭の養殖も、まずは品種改良から。とにかく、知らないことばかりで勉強になりました。★★★★