2015年7月2日木曜日

シリアス Xメン「完璧な夏の日」ラヴィ・ティドハー

完璧な夏の日〈下〉 (創元SF文庫)イギリス情報部に組み込まれた、超能力者たち。対するは、ドイツの超能力者。第2次世界大戦を舞台に、シリアスなスパイ戦を描こうとしていますが、ハードボイルドに書けない筆力。登場人物が適当と、ちょっと力足らずの作品。★★

2015年7月1日水曜日

最新の発掘成果がわかります「日本発掘!—ここまでわかった日本の歴史」[編]文化庁 

日本発掘!  ここまでわかった日本の歴史 (朝日選書)最新の発掘成果を、6人講演から書き下ろした本です。旧石器時代、縄文、弥生、古墳、古代、中世の発掘成果が一望できます。魏志倭人伝に登場する、奴国や、伊那国の場所も規模も発掘成果がでていて、古代史も科学的調査で雰囲気が変わってきていることがわかります。★★★★

2015年6月29日月曜日

「彷徨える艦隊 10──巡航戦艦ステッドファスト」ジャック・キャンベル  

彷徨える艦隊 10: 巡航戦艦ステッドファスト (ハヤカワ文庫SF)登場人物の性別がいきなり変わったりして、翻訳酷すぎ。物語は、一路終焉へ向かってます。戦術論は限界。この後、ジャンプのようにより強い相手を見つけられるのかが問題。★★

2015年6月28日日曜日

期待したのに「老人たちの生活と推理」コリン・ホルト・ソーヤー

老人たちの生活と推理 (創元推理文庫)ロサンジェルスの高級老人ホームの老人たちが主人公のユーモアミステリー。期待したのですが、老人たちのほとんどは自分勝手な犯罪者で、ユーモアというよりわがままと見栄だけ。彼らが動かなくても犯罪は解決するし、ただ暇つぶしに邪魔になっているだけ。情けない姿の老人ばかりで、自分がこうなりたいとは思えませんでした。がっかり。★

2015年6月22日月曜日

行動原理が無茶苦茶になってきてます「ソフロニア嬢、仮面舞踏会を密偵する」ゲイル・キャリガー 

ソフロニア嬢、仮面舞踏会を密偵する (英国空中学園譚)パラソル奇譚との関連性、登場人物のバックグランドが少しずつ見えてきました。しかし、行動原理は気に入らないからという、無茶苦茶な行動の連続。登場人物に引っ張られて、ストーリーに真実みがなく、ただの物語を並べるだけになってしまってます。最終巻で、うまく収めて欲しいものです。★★

2015年6月19日金曜日

決戦間近「岳飛伝十三 蒼波の章」北方 謙三

岳飛伝 十三 蒼波の章決戦間近、みんな力をつけていい感じです。しかし、経済戦はどこかに行ってしまいそうで、成り行きが不安ですが、いい雰囲気です。★★★

2015年6月18日木曜日

バラバラだった物語が見事に「悲録伝」西尾 維新

悲録伝 (講談社ノベルス)バラバラだった物語が見事に、折り畳まれ収拾しました。何と言っても、6日間のできごとが、2年間6冊まで膨らんで、登場人物もかなり生き残って、どうするんだろうと思いましたが、気持ちがいいくらいに決着がつきました。今まで辛かったけど、この巻で報われました。こういうの書けるんだ。こういうミステリー書けば良いのに。★★★

2015年6月17日水曜日

最早推理してないのでは「アーサー王の墓所の夢」アリアナ・フランクリン

アーサー王の墓所の夢 (創元推理文庫)ヘンリー2世統治のイングランド。アラブとの交流も深いサレルモから来た女性医師が探偵として活躍するシリーズ第3作。異文化ミステリーともいえた1作目からどんどん推理の質が落ちて、とうとう巻き込まれて生き残ったら解決しましたというところにまで。作者も死んだし、4作目の翻訳はなさそう。ちょっと読みたい気もするのですが。★★