2019年3月28日木曜日
「不思議の国の少女たち」ショーニン・マグワイア
ヒューゴー、ネビュラ、ローカス三賞受賞!世界幻想文学大賞候補作。ということで大切に取っておきましたが、とうとう読み始めました。英国、全寮制の学校、アリスの後継者たちが集合し、少女が大活躍。ですが、物語としては、それほど面白くない。社会的な成約を逃れた、成長物語としては失敗作なのでは。3巻シリーズなので、引き続き。☆☆☆
2019年3月25日月曜日
「フォッサマグナ 日本列島を分断する巨大地溝の正体」藤岡 換太郎
フォッサマグナって、中央構造線の間にできたものといった間違った認識のママでいたため、正しい知識を知ろうと読みました。1500万年前に生まれ深さ6000m以上の亀裂を堆積物が埋めている、南と北で生成過程が違う、関東ローム層で分断されていて、境界がよくわからないなど謎だらけですが、現在の状況がよく分かる本でした。ブラタモリでもやって欲しいです。☆☆☆
2019年3月20日水曜日
「先生、犬にサンショウウオの捜索を頼むのですか! 」小林朋道
今回は、ヤドカリに始まり、小さいけれど面白い実験がいっぱい。生物がとにかく身近に感じられます。タナカ池も含め、今後の展開も気になります。☆☆☆
2019年3月1日金曜日
2019年2月12日火曜日
「時間のないホテル」ウィル・ワイルズ
世界中にチェーンを持つ巨大ホテルに泊まり、コンベンションを回るセールスマン。ホテルはどこも均一で、ついにはホテルから出ることができなくなり、取り込まれ、そしてといった小説です。均一なホテルへの愛情と、それに取り込まれることへの恐怖。ありがちなテーマですが、読ませてくれる退屈しない本でした。☆☆☆
2019年2月8日金曜日
2019年2月6日水曜日
2019年2月4日月曜日
「白村江」荒山徹
百済側から見た、白村江の戦いを描いています。当然、日本は超残虐。蘇我入鹿などの登場人物も、解釈の仕方次第で、日本側からみると大いに問題視されそうです。娯楽作品と言うには、登場人物が多く、歴史ものと言うには微妙な解釈が多すぎ。それでも、こうした見方もあるんだというのは面白かったです。☆☆☆
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