この1ヶ月お葬式の起源や、しきたりの起源、お墓の起源などの本を手当たり次第に読みました。それで、どれも本当に新しい様式で、せいぜい江戸時代、酷いのは明治になってということがわかりました。だから、昔からこんなことをやってきたわけではなく、勝手にやってもいいんだと身に染みてます。そんな中で飛びきり面白かったのがこの本です。
霊柩車って、車なので、新しいシステムです。その前は、葬儀の会場からお墓まで葬送の列を組んでみんなで歩いたんですね。江戸時代はそれも、汚れなので夜に歩いた。さすがに都会ができると、そんな葬送の群衆は邪魔にしかなりません。そこで作られたのが霊柩車。
しかし、あのデカイ屋根はどうしてできたのか、そんな風俗的な感覚で霊柩車のキッチュな誕生を読み解いた本です。★★★★
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