ワープできるよという本ではありません。まじめな量子力学の標準モデルに、ブレーンという概念を持ち込んで、ひも理論や、M理論との間を結ぼうという一般解説書です。ようやく翻訳がでたというところですが、翻訳は素晴らしいです。こういう理系の本は、翻訳が酷いものが多いのですが、これは別格。
でも、18章ぐらいから、かなり難しくなってきて、2枚のブレーンの間の距離が問題になるという当たりからついて行けなくなりました。しかし、LHCが稼働するとこんな実験ができるという、各種実験を紹介していて、その可能性を読むだけでも十分に面白いです。★★★★
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