最近、週に3日は赤坂から、お茶の水まで歩いています。
30数年前に出版された「たんぽぽのお酒」の続編です。登場人物も、街も同じ。ただ、1年ほどたった古いアメリカ。しかし、たんぽぽの魔法のような気分は消えて無くなり、言葉も不思議さを失いました。ケーキや、クリームや、チョコは、小説では彼らを魅了しますが、読み手にはただの物質です。何かが小説から失われてしまったのは、決してテーマのせいではないような気がします。★★★
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