2010年2月13日土曜日

雑食動物のジレンマ―ある4つの食事の自然史 下 マイケル・ポーラン

雑食動物のジレンマ 下──ある4つの食事の自然史12月に上巻を読んで、調べ物をしてから下巻を読もうと計画。ようやく下巻を読み終わりました。情報と取材を中心とした上巻と違って、下巻は体験編で情報が急に薄くなります。これなら、すぐに読めばよかった。上巻は確かにマイルストーンになるような本ですが、下巻はそれほどでもなかったです。しかし、全体としては、自分たちが何を食べているのか、それが経済、文化、習慣、生物的特性にどれだけ根ざしていて、急激な変化がどうして不安を生むのかよくわかりました。しかし、上巻の取材力が一挙になくなり、ワイルドピックが何を食べているのか、どこに住んでいるのか、環境の中でどういった役割なのか、人間との関わりはといったことに何一つ降れてないのは上巻との違いとして大きいです。しかし、スパーに置いてある食品を見る目は確実に変わった気がします。★★★

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