2010年11月28日日曜日

シャボン玉遊戯を思い出す「孔子の空中曲芸」ダイ・シージエ

孔子の空中曲芸明朝の皇帝、正徳帝の史実とも、幻想とも思える、奇譚小説です。読んでいるとき、ヘッセの「シャボン玉遊戯」を思い出しました。といっても作者は、亡命した中国人「中国の小さなお針子」の作者です。同時代に生きたラブレーも登場しますが、ガルガンチュワほどの笑いはなく、バカバカしさもありません。★★

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